【Repair】ネック折れ Part2
水上です。
前回に引き続きネック折れリペア。
補強材を接着後は木工加工。
小刀等で削り、形を形成していきます。
木工終了後は研磨し、塗装の行程へ。
ギブソンなので全ての塗装をラッカーで行います。
まずは下地。少しずつ吹き重ねるとで塗膜を形成します。
下地→着色と行程を進めるのですが、着色前には下地の研磨が重要になってきます。
下地を吹き付け後、ラッカーの塗料はまだ塗料が柔らかい状態なので、ある程度硬化するまでは研磨ができません。
約一週間放置。
乾燥待ちにはMartinアコギのピックガードのリペア。
交換後はピックガード上からラッカートップを上塗り(オーバーラッカー)を行うプランですので、ネック折れのトップコートと同時に行う予定で進めます。こちらの様子は次回リペアブログにてお送り致します!
さて話をネック折れに・・・
下地乾燥後、着色前の研磨。
着色は補強を隠す様に濃〜いブラウンで潰しつつ、境目をサンバーストの様にぼかします。
着色後はトップコート。
こちらも数回吹き重ねます。
そしたらまた乾燥・・・
ラッカー塗装はとにかく時間がかかります。
トップコート乾燥後は研磨→バフ掛け。
バフがけ後、パーツを取り付け・・・
弦を張ります。こればっかりはいくら自信があっても緊張します。
不幸中の幸い、ヘッドトップには割れ等無く、ネックが折れていた様には見えません。
チューニングをした状態で様子見。
出社するたび毎朝コイツのチェックから始まる日々。
人様のものなのに、、なんだか愛着が湧いてしまいます。
mizukami
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