【Customize】リフィニッシュ!!
水上です。
カンカン照りの毎日が続いておりますが、カスタマイズの夏!!
ということで、今回はとても大きく見た目を変えるカスタマイズ。
リフィニッシュ=再塗装です!
鮮やかな赤、Dのマークが素敵なDuesenberg
こちらを・・・
こちらの水上も大好き、まるでM●NSTER エナジードリンクを彷彿とさせるライムグリーンにとのご依頼。
今回は実際に色見本となるベースも一緒にお持ち込みいただいての相談。
・ボディトップ面はレッド→ライムグリーン、バック面は元のシースルーブラックのままセルバインディングも残す。
・ヘッドトップのDのロゴは残しつつ、ライムグリーンでマッチング。
・トップの仕上げはピカピカのグロスフィニッシュ。
さらには使用する塗料の種類等々・・・細かいところまでお客様と相談し、いざ着手。
まずはパーツ類を全て外していきます。
ボディのDのコレ・・・こうなってたんだ。
解体完了。
リフィニッシュにはそのまま上から塗ったり(オーバーコート)生地を一度剥がしたりと、色々方法がございますが今回はトップ面の剥がしから。
この剥がし、根気がいる作業です。
これはこれで良い感じ。
うまいことトップの着色の層まで剥がす事が出来ました。
ここからはBlue Guitarsが所有する塗装施設にて着色~トップコート・・・もちろん私が全て行います。
望みの色に近づける為、調色を行うのですが、ご依頼のライムグリーン・・・鮮やかさを出すのがなんとも難しい。
色さえ出来きてしまえば、後はスプレーガンにて吹き付けるのみ・・・
どうしても作業中ではなく着色後の写真になってしまいますが・・・セルフタイマーで撮れば良かった。
ここからの写真は明かりの種類や環境のせいでかなーり写真の色味が変わりますがご了承ください。
色見本ベースと並べてパシャ
トップをべた塗り後はボディ周りを縁取っているセルバインディングもつぶれてしまいます。
上塗りであるトップコートを吹く前にセルバインディング部に乗っている着色料を削り取るスクレイピング作業を行います。
スクレイピング前
スクレイピング後
前
後
そして着色層を保護し、ツヤを出す為にトップコートを吹き付けます。
数回吹き重ねトップコート層を形成します。
乾燥後の写真。
ツヤは出ましたがよーくみると表面に吹き重ねによる凹凸が。
なんだかモヤモヤとしております。
そこで水研という作業。
番手の細かな耐水性のサンドペーパーに水を加えながら研磨し表面の凹凸を無くします。
木材部分に水は御法度なので慎重に・・・
キラキラとツヤが残っているところがまだサンドペーパーが当たっていない部分です。
全てを研磨し終えるとこんな感じ。
まるでサテンフィニッシュ。ツヤがすっかり無くなってしまいます。
そこで登場バフマシン。
ブンブンしている様子が写真からも伝わりますね。
高速回転するバフ布にコンパウンドをつけて押し当てます。
摩擦熱で傷を伸ばしつつ、ツヤを与えていきます。
んーピカピカ。
バフ布は常に高速回転しているのでザグリ等に引っかかろうものならもう大変。
塗料が持っていかれることもあれば、最悪ボディごと・・・床に叩き付けられ悲惨な事態に。。。(僕はやった事無いですが何度かその光景は目の当たりにしております。)
集中力がものを言う作業です。
バフがけ完了後は組み込み。
元のパーツ達を組み込み弦を張ると・・・・・
さらにウチの商品写真の様に撮っていただきました。
~Before~
~After~
今回の変貌ぶりもお客様にジャストフィットしたようで大変気に入っていただけました!
リフィニッシュを行う事で世界に1本だけの仕様にする事も可能ですね!
ちなみに・・・
レリック加工を・・・や
さらにはマルチレイヤーを・・・
なんてご相談もお任せください!
mizukami
タグ: Customize
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