【Creek】新品なのにヴィンテージ⁉Creek / CJFG 1957とGibson / J-45を徹底比較!【試奏動画あり】
竹山です👨🦰
不定期更新でお届けしております「比較Blog」シリーズ。
今回のBlogで3回目。是非過去のBlogもご覧くださいませ。
今回比較するのはRed Guitarsのツイートでも度々ご紹介させていただいております、「Creek」と…
説明不要のスタンダード「Gibson / J-45 Standard」です…
現行品ではございますが、本家本元との比較。
今回も試奏動画をご用意いたしましたので、スペックからサウンドまでしっかり比較していきます!
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Creek / CJFG Aged 1957 – Sunburst/Aged
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日本にて製作される「新品でありながらも如何にヴィンテージ・サウンドに近づけるか」というコンセプトのもと製作されるCreek。
本器はモデル名の通り1957年製のJ-45を基に設計されたスタンダードなラウンドショルダータイプのモデルです。
Gibson / J-45 Standard – Vintage Sunburst
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アコースティックギターのブランドと言えば「Gibson」と言われる方も多いのではないでしょうか?
そんなGibsonアコースティックの中でもプロアマ問わず愛され続けている「J-45」。
こちら二本を比較していきます。
ネック編
ヘッド
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Gibson系に近いルックスを持ちながらも中央に切れ込みがないのが特徴。
トラスロッドカバーも本家のものとは形が違いスタイリッシュな印象です。
説明不要のGibsonヘッド。
ヘッドの「Gibson」ロゴが輝いております。
黒白のトラスロッドカバーも高級感がありますね。
ヘッド裏
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表からもチラリと除くペグはヴィンテージ感溢れるKluson Aged3連マシーンヘッドを採用。
サウンドだけでなくルックスもヴィンテージを意識しています。
こちらはGrover のペグが採用されております。
キドニー型のボタンを見るとGibson を感じませんか?
いろんな感じ方があると思いますが、個人的には男らしくて好きなルックスです。
ナット
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ナットはBoneを採用。ナット幅は42.5mm。
カラッとしたサウンドになる傾向が強いとされている素材です。
1957年製も無論、骨が素材だったのでこういった細かなところまでしっかりとコピーされております。
ナットの素材は「Tusq」。ナット幅は43.815mm。
ナット交換の際にこちらに変えたこともあるという方も多いのではないでしょうか?
高分子素材製で滑りが良くチューニングの安定に一役買っています。
ネック
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ネックは1ピースのマホガニーが採用されています。
グリップも程よく肉がついているような印象ですので、多くの人が握りやすいと感じるグリップ感だと思います。
こちらもマホガニーが採用されております。
ナット幅の数値的にはCreekより太いですが、グリップが非常にスリムなので体感ですとGibsonのほうが細く感じます。
指板
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こちらは1957年と同スペックであり、今や高級材としても知られる「ハカランダ」が採用されております。
音響的な面も勿論ですが、本個体に使用されておりますハカランダは色が濃く、ハカランダらしいうねるような木目もあり見栄えもばっちりです。
インレイはシンプルなドットインレイ。
よりきれいな木目が際立ちます。
現行品のJ-45にはローズウッドが採用されております。
最近は木材不足からパーフェローなどの代替材や今までだとなかなか使われてこなかったような箇所の木材を使うメーカーも増えている中、こちらも非常に美しい木材が使われております。
インレイはこちらもシンプルなドットインレイ。
Creekと違い17Fにもインレイが撃ち込まれています。
ボディ編
ボディシェイプ、トップ材
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コンセプト通りJ-45のラウンドショルダーシェイプが採用されております。
ここまでの画像でお気づきの方も多いと思いますが、本器はアコースティックギターでは珍しいエイジド加工が施されているのも大きな特徴です。
トップ材にはシトカ・スプルースが採用。
このシトカスプルースもただのシトカスプルースではなく、無酸素状態の釜の中で、長時間、高温で加熱し細胞を変化させたトリファイド加工を施したものになっており、ビンテージのサウンドに仕上げるためひと手間加えられております。
皆様ご存じJ-45。
1942年の発売から80年にわたり、世界中のプレイヤーたちを支え続けてきたラウンドショルダータイプの代表格です。
フィニッシュはラッカーグロス仕上げになっており、生々しくかっこいい仕上がりです。
トップ材には同じくシトカスプルースが採用。
クセの無い、バランスの良い音響特性を持つからこそ、ボディシェイプやブレーシングパターン、スケールやサイドバック材の違いによる音の特徴を楽しめる最もポピュラーな木材です。
バインディング、ロゼッタ、ピックガード
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バインディングやロゼッタはJ-45に比べるとエイジドの具合で多少黄色みが増しているぐらいですが、一番の見所は1957年製の特徴でもあるラージピックガードが搭載されているところ。
パーツもしっかりとエイジドの雰囲気が出ており、所有欲もしっかりと満たしてくれます。
バインディング、ロゼッタは白黒のマルチストライプとなっており、飾らない素朴な仕上がり。
ピックガードもティアドロップ型のものが採用されており、全体的な飾りとしては落ち着いた雰囲気がございますが、全体で見た時の風格はやはり「Gibson」と感じさせるものがございます。
サイド&バック
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サイド & バックには単板のマホガニーが採用されております。
ラウンドショルダータイプなら定番ですね。
中音域が良く出力される音響特性を持っています。
綺麗で整った木目もカラーリングのおかげでしっかり見えるのもうれしいポイントです。
こちらもサイドバックにはマホガニーが採用されております。
J-45の前身でもあるJ-35と同じ16インチのボディが採用され、スプルース・トップ、マホガニー・サイド&バックという仕様で1942年から基本的にはこのスペックで作り続けられております。
ブリッジ
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ブリッジには指板同様ハカランダが採用されております。
贅沢なスペックですね…
指板同様、色味、木目共に非常に美しい個体となっております。
こちらは指板同様ローズウッドが採用されております。
トップ材やバック材ほど音質に与える影響は少ないものの「J-45」らしい明るく元気な音になるための一つの要素として一役買ってくれています。
サウンド編
これまでもご紹介してきた通り、1957年製のJ-45を基に設計されたということもあり、開幕の指弾きからも熟れた甘く、そして乾いたトーンが特徴的です。
このトーンはいろんな要因があるとはいえ、トリファイドされたシトカスプルースによる影響が強いと思います。
また、持った瞬間の軽さも驚きでその重さはなんと「1.7kg」。
手触り、軽さ、サウンド…
どこを取っても新品のギターでは味わう事ができない特別な感覚です。
ピックの際には前述したトーンもありながら、ピッキングに追従するレスポンスも動画でしっかりと確認できます。
ローからハイまでバランス良くなってくれているので、奏法やジャンルを選ばず演奏し易い印象を受けました。
皆様も数多くのJ-45の音をプロの演奏などで聴いてきたとは思いますが、現行品のサウンドは上記の動画のようになっております。
力強い低音と程よく澄んだ高音が前面に押し出されるドンシャリサウンド。指で演奏したトーンもいなたくブルージーなサウンドになっていると思います。
ピックの際にもそのドンシャリサウンドは健在。
この少し暴れるようなワイルドなサウンドがバンドアンサンブルの中でも確かな存在感を放ってくれそうです。
世界中のシンガーが「J-45」を選ぶのも頷ける納得のトーンです。
現行品の嬉しいポイントとして「LR Baggs VTC」が最初から装備されている点。
ワイルドなトーンを手軽にアウトプットすることが可能です。
まとめ
およそ70年もの間、ギブソンの歴史的定番モデルとして君臨する「J-45」。
数多くのメーカーが「J-45」をリスペクトし多くのラウンドショルダーモデルが世に生み出されておりますが、今回ご紹介した「Creek」は1957年という特定の年代のスペックを模倣するだけでなく、サウンドや質感まで本物に近づけるという正に「理想のヴィンテージ」となっています。
現行品の「J-45」も発売当時から80年経った現在も大きくルックスは変わっておりませんが、ミュージシャンや時代が求めるニーズに合わせネックが細くなったり、ピックアップを搭載したりと常にプレイヤーに寄り添う楽器として君臨しているのも再確認できました。
個人的には、
- いろんな奏法をビンテージトーンで楽しみたい方はCreek
- ピック弾きメインで弾き語りやバンドを楽しみたい方はGibson
がお勧めです。
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