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【PAUL REED SMITH – SE SILVER SKY】 現在進行形のジョン・メイヤーが選んだギター「SILVER SKY」 満を持して”SEシリーズ”に登場!!

2022/05/20 10:02:36

こんにちは。
Red Guitars 田中 です。

あのグラミー賞も獲得している人気シンガーソングライターであり「現代の3大ギタリスト」とも評される John Mayer(ジョン・メイヤー)の現在(いま)を知ることが出来るシグネチャ-モデル『SILVER SKY』。その注目度MAXのシグネチャー・モデルが満を持してSEシリーズで発表されました。

今回はその「Paul Reed Smith / SE SILVER SKY」の魅力に迫ってみたいと思います。

PAUL REED SMITH とは

今更説明不要の人気ブランド「PAUL REED SMITH(ポール・リード・スミス)」

通称:PRSと呼ばれ愛されるこのブランドはあの著名なギタリスト:カルロス・サンタナ氏が使用することで世界にその名を轟かせました。楽器としての機能性と美しさを両立したギターは新たなスタンダードとして数多くのアーティストに使用されています。

PRSには複数のシリーズが存在しますが、その中でも「高品質で信頼性の高いギターをなるべく安価に提供する」という理念の元で2001年よりシリーズ展開する「SE(Student Edition)」。今現在は2019年に開設されたインドネシアのSEライン専用ファクトリーで製造されており、本社のスタッフによる定期的な品質管理により高い品質を持つ製品を送り出している人気のシリーズです。

「Silver Sky」の誕生

絶大な人気を誇るシンガーソングライターであり「現代の3大ギタリスト」とも評される John Mayer(ジョン・メイヤー)のシグネチャーモデルとして2018年に発売された「Silver Sky」。

ジョン・メイヤーとポール・リード・スミス氏がタッグを組み、2年半以上の歳月を費やして生み出されたこの「Silver Sky」は2人がこよなく愛するビンテージギター…特に1963〜64年に製造されたギターが持つサウンドを目指して製作され、ビンテージギターのフィールと、モダンな美しさが融合した理想的なギターがここに誕生しました。

大きな話題を呼んだ「Silver Sky」は最新作である「SOB ROCK」のレコーディング、そして現在行われている「SOB ROCK TOUR」でもメイン機として大活躍しています。

そんな「Silver Sky」が発表されてから約4年…ついに「SEシリーズ」で登場し、今年春より国内販売が開始となりました。その価格、人気故に中々手が出なかったアメリカ製「Silver Sky」ですが、このSEシリーズの登場でジョン・メイヤーの理想とする演奏性、サウンドをお手頃な価格で体感することが可能になりました。

それではその「SE Silver Sky」の特徴について更に見ていきましょう。

SE Silver Sky – USA製との違い

ボディ

「SE Silver Sky」ではUSA製で採用されているアルダーに音響特性が近いと言われるポプラをボディ材として使用。また塗装がポリ塗装となっており、ラッカー塗装のように神経質にならず気軽に扱える点も大きなポイントです(ちなみにUSA製はトップコートにニトロセルロースラッカーを採用しています)。パッと見はストラト的な形状を持つボディですが、1弦側カッタウェイが大きくカットされたデザインになっておりPRSらしさをしっかりアピールしています。


カラーバリエーション

「SE Silver Sky」ではUSA製とは違う「Ever Green / Stone Blue / Moon White / Dragon Fruit」のポップな4色でカラー展開しています。


ブリッジ

PRSオリジナルのスティール製トレモロブリッジを装備。SEでは2点支持を採用しています(USA製は6点支持)。USA製、SE共にジョン・メイヤーの希望によりノンフローティング(ボディにベタ付け)でセッティングで出荷されており、弦振動がよりダイレクトにボディに伝わるようになっています。スプリングは4本掛け(弦は10-46)になっており、SEにはバックプレートが取り付けられています。またアームはトルク調整が可能な仕様となっています。


ピックアップ

USA製の635JMを基にSE用に再設計された「635JM“S”」を搭載。60年代中期のビンテージトーンを目指したPUは、全体的な印象として「艶やかで太いサウンド」を持っており、ジョン・メイヤーが目指したビンテージとモダンが上手く融合したバランスの良いPUになっています。


コントロール部

USA製/SE共にPRSオリジナルのVol/Toneノブ、PUセレクターノブ、ジャックプレートを採用。シールドケーブルの抜き差しが容易なジャックプレートや大きめのPUセレクターノブ等、プレイヤー目線に立った仕様はさすがの一言。ちなみに真ん中のToneノブがフロント/センター用、もう一つがリア用のトーンになっています。


ネック/ 指板

演奏性の重要な要素であるネックは1963年~64年にかけて製造されたビンテージ・ギターのネックの形状を意識して製作されています。近年のモダンなギターに比べ若干太めな印象ですが、癖もなく扱い易いネックとなっています。サテンフィニッシュの塗装は快適な演奏性も確保。弦長はPRS標準である「25」よりやや長めの一般的なロングスケール「25.5」を採用しています。

指板はスラブ貼りのローズウッド(USA製モデルはメイプル指板も選択可能)。ローズウッドの面積が大きくなるこのスラブ貼りを採用することにより、より甘く太いサウンドを獲得(スラブ貼りは指板とネックの接着面を平行にした加工)。フレットボードのラディアスはUSA製で採用されている「7.25R」よりも“ややフラット”な「8.5R」へ変更。現在主流であるより平らな「9.5R」よりもビンテージを感じられる程よい塩梅になっており、このモデルの大きな特徴にもなっています。フレットにはPRS標準サイズより細身の物を採用し、指板にはお馴染みのバードインレイをスモールサイズで施しています。


ヘッド部

ジョン・メイヤーのこだわりが詰まったヘッド部。USA製同様に演奏面を考慮し生み出されたオフセット(左右非対称)の形状を採用。ペグの配置も通常のPRSとは違い左右非対称となっておりチューニングの安定度をより一層高めています。
SEのペグにはノンロックタイプのビンテージスタイル・ペグを採用(USA製はロック式ペグ)。トラスロッドカバーはプラスチック製、またナットは人口骨(厚みのあるPRSナットを使用)に変更されています。


最後に…

より多くのプレイヤーの選択肢となるギターを目指し、
改めて仕様を見直し、お手頃な価格となって登場した「SE Silver Sky」。

単なる廉価版と侮るなかれ。この「SE Silver Sky」はジョン・メイヤーとポール・リード・スミスが追い求めた『ビンテージ・スペックとモダンなスピリット、そして美しさ』、それに加えて高いプレイアビリティとお求め易い価格を高次元で融合した”新たな選択肢”となる一本に仕上がっています。ぜひ2人の思いが詰まった一本、お試しくださいませ!!

SE Silver Sky – Moon White の試奏動画を作成してみました。ぜひご覧ください ↓↓

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Written by
Satoshi Tanaka

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