Bacchus T7モデルをご紹介!濁らない音程感が魅力!【RLセレクション】
こんにちは。
Rock Labelの尾島です。
今回はBacchus「T7 Special-I.C – RED-BS」を、元7弦プレイヤーとしての現場目線も交えながらご紹介していきます。
Bacchus T7モデルについて
長野県Deviserの自社ブランドBacchusは、上位ブランドHandMade seriesを筆頭にハイエンドからビギナーモデルまで幅広く展開しています。
またその価格に関しても驚異のコストパフォーマンスを実現しており、今現在も高い人気を誇っています。
T7は、Bacchus HANDMADE Seriesをはじめとする7弦エレキギターラインナップの一つです。
オリジナルのボディシェイプやこだわりのネック、トップ材には厳選したエキゾチックウッドを採用と、どれも贅沢で上品な仕上がりになっています。
Bacchus T7 Special-I.C – RED-BSは音程感が魅力!
当店では、そんなT7モデルの年に1度のファクトリー商談会にてオーダーしたワンオフモデル「T7 Special-I.C – RED-BS」をご用意しています。
杢目が非常によく映えるレッドバーストフィニッシュに現代のギターシーンには欠かせない、エキゾチックウッドである極上のバールメイプルを採用。
個人的に7弦ギターといえばブラックなどの比較的ダークなフィニッシュが多いように感じますが、本器は赤いバースト系と少し一線を引いたフィニッシュに仕上がっています。
芳醇なローが心地よい・・・
ブリッジにはレギュラー製品では使用頻度の少ないHipshotを搭載しており、ボディ材のマホガニーと相まって7弦特有のローの帯域をしっかりアウトプットしてくれます。
安価な7弦ギターの場合、ローの帯域が出るのは出ますが、どこか物足りない感がどうしてもあります。
欲しい帯域がぽっかり空いているような感覚ですね。
本器「T7 Special-I.C – RED-BS」はその心配はなく、むしろ肉厚すぎる程のローを出してくれますね笑
ですので、音作りの際は”どの帯域を削るか”という観点で作ると抜けの良いローサウンドを獲得できると思います。
無い帯域はいくらEQを上げても作ることができないので、この要素は大きいです。
さらにピックアップセレクターは5Wayを採用し、クリーンアルペジオ、カッティングなどでも十分な音色を獲得できます。
バンドアンサンブルからレコ―ディングまで幅広く活躍できる一本という印象です。
7弦の音程感が濁らず、ユニゾンリフもお手の物!
また私が特に気に入ったのは、7弦の1~5フレット辺りまでの音程感です。
芯があるとはまた違う要素で、音程感=音階が低音弦でもしっかり認識できるという事です。
比較的安価な7弦だと低音弦は濁るだけで、音階では到底認識できないので、ここもかなり大きいメリットです。
このギターでベースとのユニゾンリフを弾くと楽しそうだなと、素直に感じました。
7弦を一本持っている方にはもちろんですが、これから7弦を始める方にも楽しんでいただける、サウンド、プレイアビリティを誇っていると思います。
ぜひ一度店頭にて試奏してみてください。
最後までありがとうございました。
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