【新製品】公式による本気の改造!?BSH-850/RSM JP-MOD #1
三村です。
エントリーからハイエンドクラスまで幅広くラインナップしている『Bacchus』
その高いポテンシャルからモディファイ目的でも購入される方の多いモデルBSH-850/RSMを公式がブランド自らがモディファイ!
そうして生まれたのが国内25本限定モデル『BSH-850RSM/M JP-Mod #1』。
当店にも迎えることが出来ましたのでどんなギターにモディファイされているのか見ていこうと思います。
「JP-Mod(Japan-Modification)」とは?
BacchusのBacchusによるBacchusのための改造モデルその名も「JP-Mod(Japan-Modification)」。
テーマは「コスト完全度外視」!
Bacchusが自社製品を改造し、よりポテンシャルの高い製品にグレードアップさせたモデルです。
ピックアップの交換
ピックアップはBacchus製のオリジナルピックアップからアメリカノースカロライナ州でハンドワイヤリングされているMojotone製の「Two-Face ST + PW Hornet 」SSHセットに交換されています。
Mojotoneはディバイザーの国産ラインである『momose』や同じブランドであるBacchusの国産ラインに搭載されているピックアップです。
ピックアップ単体購入でも数万円程のものなのでこれだけでもお得感がありますね!
シングルコイルのTwo-Faceは低音弦側にアジャスタブルポールピースとバーマグネット、高音弦側にアルニコ5ポールピースを使用した、P-90とシングルコイルをミックスしたようなユニークな構造。
ストラト特有の鈴なり感がありつつも細くなりすぎず芯のあるサウンドに。
ハムバッカーであるPW Hornetは低音の巻弦側にアジャスタブルポールピースを使うことで歪ませた時にも分離感のあるクリアな音を狙い、高音のプレーン弦側からは太く豊か音が出るような設計。
高出力ながらもコイルタップをした際にピッキングニュアンスが出やすく汎用性が高いです。
主観になりますが、以前のままでも十分に扱いやすいサウンドながらも、Mojotone製のピックアップに交換したことにより、クリーントーンは鈴なり感のある抜けがよいサウンドに。
歪ませたときは食いつきのよいドライブサウンドになったように感じました!
素体であるBSH-850RSM/MがSSH配線かつコイルタップが使えることもあり、より汎用性が高くなっています。
サーキットの再配線
CTSポット、CRLレバースイッチ、ビタミンQコンデンサーなどは高品質&高音質の上位グレードのパーツをサーキットを全て日本で再配線。
よりローノイズになりご自宅での録音などにも活躍すること間違いなしです。
細部に渡るプレイアビリティの向上
フレットのすり合わせ、エッジには球形加工がされています。
ピッチ感が抜群に良くなり、スライドしたときもフレットサイドが引っかかることなくスムーズに演奏できます。
ナットも角の丸める加工やナット溝を適切に処理。
弦振動が安定してチョーキングがスムーズになったりこちらもピッチ感の向上に一役買っています。
これらの作業はBacchus Craft SeriesやHeadway Japan Tune-up Series、SeventySeven Japan Tune-up Seriesを手掛ける、ディバイザーが誇る職人集団『Workshop Deviser Guitars(WDG)』の職人がJP-Modの作業を担当。
是非、その職人の技を新シリーズである『JP-MOD』にて実感してみてください!
BSH-850RSM/M JP-Mod #1 – BLK
今回紹介した『BSH-850RSM/M JP-Mod #1』はパーツやピックアップなどは国産ラインと変わらないものを使用しつつ、ネック回りも職人の手によってプレイアビリティの高いものになっていながらほぼ10万円という驚異的なコストパフォーマンス!
こちらの『BSH-850RSM/M JP-Mod #1』は下記の様な方にオススメです。
- 予算10万円で初めてのギターを探している方
- 2本目にSSH配線の汎用性とプレイアビリティが高いギターをお探しの方
- Bacchusの「本気」を体感したい方
White Guitars