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ピアノレッスンへ通っている方、必見! 生ピアノ(アコースティックピアノ)で練習するメリットとは?

2022/01/14 09:06:26

こんにちは、ピアノクラウド白山スタッフの吉田です。

ご自宅でピアノを演奏する際、生ピアノ(アコースティックピアノ)がオススメされる理由をご紹介いたします。

TOPIK

・電子ピアノとアコースティックピアノの比較

・自宅練習で生ピアノを使うメリット

・UP(アップライトピアノ)の選び方

・現在展示中のアコースティックピアノ

・電子ピアノをアコースティックピアノの比較

音が出る仕組み

UP(アップライトピアノ)DP(電子ピアノ)
鍵盤を弾くと内部のハンマーが弦を叩き音を鳴らすサンプリング(録音)された音がスピーカーから流れる

アップライトピアノはアコースティックピアノとも呼ばれ、昔ながらの生ピアノのことを指します。鍵盤を弾くと内部のハンマーが弦を叩き、音を鳴らす仕組みをしており、さらに弦の振動が響板に伝わり楽器全体が共鳴することで、豊かな音色が生まれます。

対して電子ピアノには、ハンマーや弦がありません。鍵盤を弾くとセンサーがそれを感知し、サンプリング(録音)された音がスピーカーから流れる仕組みをしています。

音色

UP(アップライトピアノ) DP(電子ピアノ)
・複雑で豊かな響き
・音色に個体差がある
・生ピアノほどの響きは得られない
・音色に個体差はない

前述のとおり、アップライトピアノは弦を叩いて生じた振動によって音が生まれます。ハンマーの硬さや弦の種類などによっても音色は変化するため、個体差を楽しむことができるのはアップライトピアノの醍醐味です。

電子ピアノの場合、機種によって音色が異なりますが、同機種であれば個体差は生じません。最近はグランドピアノの録音音源が使われていることも多く、音源自体の音色は良いものが多いです。しかし、電子ピアノの音はあくまでスピーカーから発せられるので、生ピアノの広がるような響きには劣ります。

表現力

UP(アップライトピアノ) DP(電子ピアノ)
演奏者次第でさまざまな表現ができる 音源によって表現力が異なる

アップライトピアノでは、表現の微妙な調節が可能です。そのため、演奏者の腕や手首、指の使い方によってさまざまな音を奏でることができます。

一方、電子ピアノは使われている音源によって表現力が異なります。音源には録音された音を再生する「サンプリング音源」と、録音データを元に実際の演奏をシミュレートする「モデリング音源」があります。モデリング音源の方が表現力に勝りますが、価格も効果になる為、中古ピアノと変わらない価格になるモデルが多くなります。

鍵盤のタッチ

UP(アップライトピアノ) DP(電子ピアノ)
タッチの重みを調整できる 生ピアノに比べて軽い

一般的に電子ピアノの方がタッチが軽く、電子ピアノで問題なく弾けていてもアコースティックピアノで上手く弾けない、というケースをよく耳にします。

電子ピアノにはタッチの調整ができる機能が搭載されていますが、この機能はセンサーの感度を変えるだけで、実際に鍵盤の重さを変えられるわけではありません。

一方、アコースティックピアノであれば、実際に部品調整でタッチの重みを好みに調整することができます。

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・自宅練習で生ピアノを使うメリット

ここまでの内容を踏まえ、アップライトピアノであれば普段の練習でもどのようなメリットが得られるのかを見ていきましょう。

鍵盤を弾く練習がしっかりとできる

アコースティックピアノには電子ピアノのような音量調整機能はありません。だからこそ、ピアニッシモからフォルテッシモまで演奏者の力加減で調整することが必要となります。指や手首、腕の力などのコントロールが必要なため、鍵盤を弾く練習が電子ピアノよりもしっかりとできます。

弾き手自身の表現をフルに活かせる

アコースティックピアノでは繊細なタッチの変化が音に現れるため、演奏者の表現力を存分に生かした演奏が可能になります。例えば、スタッカートの強弱や長さ、スラーの滑らかさ、和音のバランスなどを操ることで、音の表情を無限に変えられるのです。

寿命が長く、価値が下がりにくい

適切な手入れをすれば何十年と愛用できるのが、アップライトピアノの大きなメリットです。オーバーホール修理を行えば、新品ピアノのように生まれ変わらせることも可能です。

また、寿命が長いため市場価値も下がりにくく、機種によっては30〜40年前のピアノでもしっかりとした価格で売却できる可能性があります。

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・UP(アップライトピアノ)の選び方

アップライトピアノと一口に言っても、色や形、大きさなどは千差万別。価格も35万円程度から、高価なものであれば100万円以上と大きく開きがあります。

では、アップライトピアノを選ぶ時、どこを見れば良いのでしょうか?ポイントを解説していきます。

サイズ(高さ)

一般的に、アップライトピアノは 背丈が高いモデル3型(131㎝)背丈が低いモデル1型(121㎝)が存在します。

ピアノは背丈が高いモデルほど音が良いといわれており、背の高いピアノであれば弦長を長くとれるため、特に低音部は長い弦の方がより豊かな響きを得ることができます。和音の響きのバランスも美しくなるため、全体的に豊かなサウンドを得ることができます。

対照的に 背丈が低いピアノは3型のピアノに比べ全体の弦長が短くなります。そのため、背丈の高いモデルに比べ全体的なサウンドが明るく華やかなサウンドを得られます。サイズ感の違いによって音の鳴り響き方も変化するのは生ピアノのならではの楽しみ方に感じます。

グレード

同じメーカーのピアノでも価格が異なる理由の一つとして、内部部品の質が異なるという点があります。高価格帯の上位機種では、弦やハンマーに上質な材料が使われており、なかにはグランドピアノに迫る音の豊かさを実現しているモデルもあります。

タッチ・音色・弾き心地

アップライトピアノの大部分は木材でできているため、1台ごとに音色が異なります。また、調整ごとの具合もそれぞれ微妙に異なるため、タッチも個体ごとに同じく異なります。

実際に試弾して、自分好みの弾き心地や音色のピアノを選ぶことをお勧めします。

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・現在展示中のアコースティックピアノ

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