〜完全オーダーモデル〜イギリスの名工が作り上げたTaylorトランペットの魅力
イギリスの名工が生み出した特別なトランペット、TAYLOR Chicago Customがブラステック白山に新入荷。
完全オーダーで造られる、世界でただ一つのデザインとサウンドは、世のトランペッターをとりこにすること間違えなし!
こちらのブログでは、当店展示モデルと共にテイラートランペットの魅力をご紹介します。
Taylor 社(テイラー)の歴史
*アンディ・テイラー社*
テイラー社は、アンディ・テイラー氏が設計・製作を行う、イギリス発のトランペットメーカーです。
テイラー氏はもともと長年Paxman(パックスマン)社でホルンの制作を手掛けており、バルブセクションを含むホルン製造の全てのセクションを経験し、修理部門では、製造プロセス中に発生する損傷を改善するなど、ホルンという楽器から楽器制作のノウハウやアイディアを学んだと言われています。
独立後のテイラー氏はトランペットの修理・カスタマイズを行ってきました。そして少数先鋭での製造を行い、アンディ・テイラー氏をはじめとした、3名の技術者でハンドメイド&ハイエンドなトランペット(+コルネットやフリューゲルホルン)を生み出していきます。
最近ではアダムラパが監修する、Lotus(ロータス)の製造を担っている工房でもあり、オールハンドメイドであるためか、年間生産本数は100本満たないとも言われ、その希少性やデザイン・サウンドは世界中のミュージシャンから高い評価を受けています。
Taylor trumpetの特徴
こだわりの証明
Taylor社のTPラインナップはスタンダードモデル
“Chicago”の他に、より肉厚な見た目にカスタムされた最上位モデル「ビックダディ」やはんだ付け箇所を限りなく少なくしたモデル「ライト」が存在します。
そしてTaylor社1番の魅力である、“Custom shop”と呼ばれるシリーズは、プレートブレーシングやピストンの数、使用する材質、見た目など、様々な加工を自分好みに、世界に1つしかないオリジナルな1台を手に入れることができます。
Hr製作者が求めたTpのサウンド
「ホルンの深く温かみのある太い音色」そんな音の出る楽器を作りたいといった思いから、テイラートランペットのサウンドはヘヴィで暖かく、やわらかなサウンドと言われています。
太めで耳ざわりの良いテイラーサウンドの背景には、テイラー氏が携わってきた、ホルン作りが強く生かされているようです。
個性を発揮するデザイン
テイラー氏の楽器制作に強い影響を与えたアメリカのトランペットメーカー、「Monette」(モネット)社のように、テイラートランペットはヘヴィタイプの楽器を設計・製造してきました。そして、M社との差を出し、より個性的な音と見た目を実現するため、完全オーダーの想像力豊かな楽器製作に至りました。
Made in UK
年間100本にも満たない少数精鋭のハンドメイドで生産する“Taylor”には、メーカーでの生産を証明するシリアルナンバーを第2ピストンに刻印。
マウスピースと楽器を繋ぐマウスパイプレシーバーに“custom shop”または“Tayler UK”といった刻印が施されています。
これらの刻印こそ【 Made in UK 】を証明する立派な証となっています。
Custom shop Pure Bronze
The Tayler と言わんばかりの超ヘビー仕様なトランペット。
ベル・マウスパイプ・ピストン・ボトムキャップなど、すべてのパーツのヘビー仕様や、ベル・チューニング管についているウィングが、パワフルな抵抗感と密度の高い、ド派手なサウンドを実現。
ハイトーンの力強さ、横に広がるマイルドなサウンドはジャズやポップスなどの目立ちたい場面にぴったりな1台です。
Custom shop Chicago Ⅱ/Ⅴ Thank you sold!
ジャズの全盛期と言われる、1920年代アメリカ。
当時はやった“C.G.coon”のフォルムをテイラー氏の技術によって再現。Taylorとは思えないすっきりとしたデザインと所々に見せる、ヘビィーなパーツのギャップが最高!
耳に馴染む甘いサウンドは、聞いていてうっとりしてしまいます。試奏していただいた方にも大絶賛の1本となっています。