〜伝統と進歩〜高い人気を誇るホルンメーカーのこだわり『Alexander Horn』を紹介!
3月のホルンフェアで展示いたしました、「Alexander(アレキサンダー)」を紹介いたします。
Alexander Horn history
2007年に創業225年を迎えているアレキサンダー社。ヨーロッパ経済の中心であるドイツ・フランクフルト近郊、ライン川沿いに緑豊かに栄える街・マインツで制作されています。
『Alexander』名前を聞いただけでも世界で圧倒的な存在感を持つ歴史と伝統あるメーカーです。
常に先頭に立って新しいアイデアを取り入れており、特にモデル103は世界中のプロ奏者にも愛用され世界で最も有名なフルダブルホルンとして存在しています。美しく輝かしい音色が過去数十年のホルンの世界を形作ってきたと言っても過言ではありません。
アレキサンダー家は1782創業年以来、楽器製造職人としての血筋は現在7代目。
アレキサンダー社の工房では伝統的な手作業による製造方法に加え、楽器の品質を向上させる部分においては現代的な技術を今日では用いています。
卓越した音楽家達との絶え間ない知識の交換も大切にしており、伝統を引き継ぎつつ常に進歩し続けています。
「Alexander」のおすすめポイントはこちら👇
- ホールの隅々までしっかりと響く音色を持ちつつ周りとも合わせやすい
- 音色の作りやすさや表現のコントロールのしやすさ
- しっかりとした吹きごたえで安定感抜群
- 独特な倍音の響き
- まとまりのある音色
Alexander Horn
確かな基本設計
アレキサンダーホルンは、管の円筒状部分のボアとバルブのボアはちょうど12.1mmになっています。
寸法の精度は、精密な型を使用してホルンの各部位を測定することにより保証されています。
精密なロータリーバルブ
アレキサンダーホルンは基本的に円錐型のロータリーバルブが採用されています。
高い機密性・正確な動作・優れた耐久性を誇るバルブとなっています。
厳格な品質管理
アレキサンダー社では楽器の製造工程をいくつかの段階に分類し、各段階毎に厳格な品質管理が行われています。万が一、品質基準に達しないものは再び前段階に戻され改めて製造し直されます。
厳しい検品を経て合格したもののみが国内外へと輸出されます。
完璧な表面処理
ノーラッカー仕上げのものは職人の手で高度な光沢になるまで磨き上げられます。
ラッカー仕上げ、銀メッキまたは金メッキ仕上げは表面を保護し、楽器の光り輝く外観を維持します。
ラッカー材料のエポキシ樹脂は、長年に渡って使用開始時と変わらない状態を維持し続け、際立った堅牢さとしなやかさを兼ね備えています。
おすすめ機種
103GBL
管体のゴールドブラスにラッカー塗装を施したモデルとなります。1909年の誕生以来、世界中のホルン奏者から最も愛され続けているモデルであり、アレキサンダー特有の伝統の響きを得ることができます。
力強くも柔らかい音色は周りの音色に溶け込みつつホールの隅までしっかりと響いてくれます。
オーケストラや吹奏楽でも大活躍すること間違いなしです。
103MBL
103MBLは管体のイエローブラスにラッカー塗装を施したモデルとなります。GBLと同じく最も世界中のホルン奏者から愛されているモデルです。
柔軟さを感じる音色で、歌がそのまま音色につながる心地よさを感じることができます。
吹き込んだ息に対してしっかりとした響きで応えてくれる一本です。
そんな力強くも優しさを感じる音色はオーケストラや吹奏楽でも大活躍すること間違いなしです。
『Alexander Horn』いかがだったでしょうか?
熟練の職人の手で作られたこだわりがたくさんの一台。
ホルン奏者のニーズ以上に応えること間違いなしです。
ぜひとも初めてのホルン、2台目のホルンに選んでいただきたいです。
ブラステック白山