【1月15日更新】展示モデルYAMAHA FLUTE“フィネスシリーズ”って何!?
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
ブラステック白山スタッフの吉田です。
みなさん、ヤマハフルートの魅力ってなんだかわかりますか?
個人的な意見にはなってしましますが、
私自身はこの3点が一番の魅力ではないかなと思っています。
- 鳴らしやすい軽い吹き心地
- ピッチ(音程)の安定感
- いろんな音を再現しやすい、
中性的なサウンド
そんな中でもたくさんのフルーティストが
絶賛する、“プロフェショナルモデル”
フィネスの魅力を元某フルートメーカーで
技術者として働いていた経験のある、
フルートを愛する“スタッフ吉田”が
個人的な意見満載でご紹介いたします。
鳴らしやすい理由は頭部管!その理由とは。
個人の意見となりますが、
吹きやすいフルートの大前提に、
頭部管だけでどれだけ鳴らしやすいか
が重要になってくると思います。
そしてフィネスに搭載されている
“Type Am頭部管”は何より吹きやすい!
軽く吹き込んだ息も音にしてくれる
吹き心地の軽さと、鳴らすポイントの
大きさは初心者でも吹きやすい。
そして、大きな音をしっかりと
鳴らすことのできる、素晴らしい
頭部管になっています。
吹奏楽などを大人数での演奏が
多い学生さんにとっては、
大きな音を鳴らすことができる
フルートはとってもマッチする
1台だと思います。
他とは違うタンポの秘密
主にフルートには通常、“フェルトタンポ”
もしくは、“ストロビンガーパッド”の
どちらかが搭載されています。
どちらのタンポも下記のような
メリットがあればデメリットも存在します。
フェルトタンポ
※現在、最も使用されているタンポ
メリット
- トーンホールへの密着度が高い
- 繊細な柔らかいサウンドが魅力
- リーズナブルな価格帯
デメリット
- 湿度や水分の影響を受けやすい
- タンポ表面にシワが寄り、
雑音の原因になる。 - 良い音を保つためには、
定期的な交換が必要。
ストロビンガーパッド
※上位モデルのフルートなどに搭載
メリット
- フェルトタンポに比べ寿命が長い
- 経年劣化や湿度による
変化が少ない - タンポそのものの調整は、
ほぼ必要なし
デメリット
- フェルトタンポに比べ音が硬い
- 特殊タンポのため高価
このように、フェルトタンポならではの
魅力もあれば、ストロビンガーパッドが
好まれる魅力もあります。
そして、上位モデルの多くに
ストロビンガーパッドが使用される
理由の一つに「大きな音で難しい
パッセージを正確に演奏できる」
といったメリットもあれば、
フェルトタンポのような柔らかい
サウンドを表現することができない
デメリットも存在します。
ですが、“フィネス”に搭載されている
タンポには上記のタンポのメリットだけを
残した、フェルトタンポとストロビンガー
パッドの合体ともいえる新タンポ
“ストロビンガーフェニックス™パッド”
が搭載されています。
変化しない安定性と柔らかいサウンドを
実現したタンポが搭載されている
“フィネス”だからこそ得られる
操作性の良さとサウンドの迫力は
価格帯の域を超えた人気を誇っています。
そして長時間の練習や野外と室内
といった気候の変化の激しい場所で
練習をするような学生でも、
紹介しているフルート“フィネス”
であれば、安定した演奏
(パーフォーマンス)を実現できますね。
※“ストロビンガーフェニックス™パッド”は600、700番台の楽器から搭載されています。
他メーカーと吹き比べてみて
今回の吹き比べは当店の売れ筋No. 1
“MURAMATSU”とフィネスそれぞれ
頭部管“銀”のモデルで比較してみました。
YFL-517 | EX-CCE | |
---|---|---|
軽い | 吹き心地 | 重い |
8 | 音程 | 6 |
5 | 音量 | 7 |
7 | 操作性 | 8 |
中性的 | サウンド | ダーク |
吹き比べてみて
〜吹き心地〜
ムラマツと比べ、ヤマハの吹き心地
はすごく軽く感じます。EXは自分の
持っている100%のパワーを楽器に
吹き込まないと鳴りきらない印象に
対して、ヤマハであればもっと軽く
楽に楽器を鳴らしきる印象を受けます。
〜ピッチ〜
EXのように“楽器に100%のパワーを
入れる”が前提の楽器と、その半分の
力でコントロールできる楽器であれば、
初めての方、まだパワーのない学生でも
容易にピッチ(音程)のコントロールが
できるのではと感じます。フィネスは
音程の幅が広く感じるのも特徴的ですね。
〜音量〜
EXのようにフルートに慣れてきた方が
楽器に100%のパワーを吹き込んでも、
それに応じて鳴ってくれるのに対して
今回試奏してモデル500番台だと、楽器が
息圧に耐え切れない印象を受けます。
吹ける方であればEXの価格帯と似てくる
管体銀製モデル600番台を選ぶのも良い
のではと思います。
〜操作性〜
操作性には個人の好みが関係してくると
思いますが、どちらのモデルも慣れている
自分からするとフィンガリングしやすい
良いモデルだと思います。ただ一つ、
各メーカータンポの仕上げに違いがあり、
タンポ表面に轍(トーンホールの痕)がついて
いるモデルかどうかで、キイを押さえたとき
の指へのフィット感に違いは出てきますね。
フィネスのように轍がついている楽器は音の
移り変わりの時、少し音が「モヤッ」とする
印象を受けますが、初心者でも全ての音が
出しやすいといったメリットも存在します。
〜サウンド〜
・ヤマハ“フィネス” YFL-517
全体的には倍音の多い深みのあるサウンド。
華やかなサウンドも出せれば、ダークな
サウンドも鳴らすことができる器用な1台。
合奏など全体のバランスを崩すことなく、
自分を表現できる。
求める楽器が決まっていないならば、
ぜひともオススメしたい楽器。
・ムラマツEX
全体的にダークな音色。倍音も多いからか
輪郭のはっきりとした深いサウンドが魅力的
全体的に土台のある安定したサウンドと、
深みのある低音が好印象。
轍画像
どんな方にオススメ?
上記で説明した内容からも、
YAMAHA“フィネスシリーズ”であれば、
楽器を鳴らしきる力やピッチを
コントロールする技術がまだまだ未熟な
フルートを始めたての方や学生さんには
YFL-500番台のモデルはぴったりな楽器
だと思います。鳴らしやすい、合わせ
やすいといった、特徴はこれからの
ランクアップや技術の上達をしっかり
とサポートしてくれる楽器だと思います。
また、ランクアップを考えている方には
YFL-600・700番台のモデルもピッタリ!
“プロフェショナルモデル”という名称
通り、タンポの種類が変わるだけでは
なく、銀の容量も増えていくので、吹き
こなせるような方でも、抜群の吹き心地
を体感できます!
ぜひ、ブラステック白山で体感
していただければと思います。
展示中のラインナップ
現在、開催中のフルートフェアでは
店頭にて下記のモデルを展示しています。
※1/15(日)更新
- YFL-797
(総銀製•Eメカ•インライン•
リングキイ) - YFL-787
(総銀製•インライン•リングキイ) - YFL-697
(管体銀製•Eメカ•インライン•
リングキイ) - YFL-597
(頭部管銀製•Eメカ•インライン•
リングキイ) - YFL-517
(頭部管銀製•オフセット) - YFL-517 前田綾子氏選定品
(頭部管銀製•オフセット) - coSmo 1E BR(ミヤザワフルート)
- coSmo 1RE BR(ミヤザワフルート)
- coSmo 2RE BR(ミヤザワフルート)
- AZ RE SBR(ミヤザワフルート)
- CS958 TYPE-B REH(ミヤザワフルート)
- EX-RCE(ムラマツフルート)
- EX-CCE(ムラマツフルート)
- TS-RE “ROSE” (Altus ✖️ Brasstek)
- A1007RE “ROSE”(Altus ✖️ Brasstek)
- A907RE “ROSE”(Altus ✖️ Brasstek)
- Sonare 管体銀 (パウエルフルート)
- Sonare 頭部管体銀 (パウエルフルート)
- USED AD-CE(ムラマツフルート)
- USED A1007(Altus)
オススメの購入方法
様々なお支払い方法
ブラステック白山では、現金払い、キャッシュレス決済、クレジットカード支払いなど様々なお支払い方法が存在します。
自分に合った方法で無理のないお買い物をしましょう。
お支払い方法についても、スタッフが詳しくご説明いたしますので、お気軽にお声がけください!
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