【イベントレポ】Gottsu and SILVERSTEIN試奏販売会2022
こんにちは、こんばんは、ごきげんよう。
ブラステック白山の丸七です。
今日は先日開催されましたGottsu&SILVERSTEIN 大試奏販売会のレポートです。
Gottsuの代表でありマウスピース製作の匠の後藤氏、SILVERSTEINリガチャーの
GottsuやSILVERSTEINについての説明はこちらのBlogをご参照ください。
前回は金沢店で企画しましたがそれはもはや3年前。。
許すまじきコロナウイルスのせいで開催ができずにおりましたが、たくさんのお客様からのイベント復活希望の声をいただきなんとかイベントを復活させることができました。
北陸3県でGottsu愛が一番強い楽器店員を自負している私、丸七として今回のイベントは最高に楽しかったです。
私も普段使っているGottsuのマウスピース Sepiatone VI。少し前に仕様が変更されつるりとした光沢のあるフィニッシュに変わりました。
これによって柔らかいハスキーさは若干失われますが、熟していつつもハリのあるメロウなサウンドが楽しめます。
特に写真真ん中の無垢の総銀のリングがついているモデルはカタログに載っていない「秘密の後藤氏シグネチャーモデル」でひと吹きした時の購入感漂う響きと吹奏感は秀逸でした。
アルトサックスのシグネチャーモデルは即売り切れとなってしまうほどでした。
ゴディバのチョコレートを思わせる煌びやかなルックスのマーブルエボナイトシリーズ。
エボナイトの素材でサウンドが変わるのはもちろんですがシャンクのところについている真鍮&ゴールドプレートのリングが音を引き締めてくれてくれるのでメリハリを持ちつつも優しさの深い吹き心地&響きに仕上がってました。
私個人的にはマーブルのVIソプラノを狙っています。笑
強く吹き込んだ時に「まだまだいけるぜ!」とオーバーブローしないポテンシャル、サウンドの艶やかさたまりません。。。
Gottsuの新作ということでこれをお目当てに来店されたお客様が多かったです。
Gottsuの新しいリガチャー「 SILVER LIGTURE 」です。
リガチャー本体には通常の銀よりも純度の高いAg950を使用しているそうです。
このリガチャーは指輪などのアクセサリーの製作でよく使われる槌目ハンマリングの技法、つまり手作業で仕上げられています。
この槌目が光を乱反射しステージのスポットライトが当たった時に「キラリ」と光るのです。
素敵じゃありませんか?
また話を聞いて驚いたのがネジ部の真鍮材の話です。
このリガチャーの真鍮材はメタルマウスピースのVintage Brassで使われているものと同じ30〜50年前の真鍮材が使われているとのこと。
当時の真鍮というと歴史的名器、SELMERのMARK VI や YAMAHA 初代62 、ヴィンテージのオットーリンクなどと同じいい意味で不純物が多く混ざっている材料で現代に生成された真鍮とは演奏時の響きが全く変わります。
ネジにまでこだわるこの姿勢さすがです。
予想外に在庫全部売り切れとなったのがこのGottsuのNew ストラップ。
ストラップを変えると音が変わる、というのはよく言われていることですが、このストラップは予想以上に音が変わるのです。
今までのものと違い「フック」と長さ調整の「プレート」が総銀製でできておりそれが与える音響効果がかなり大きいのでしょう。
試奏した方全員が買っていってしまったので初日の夕方の段階で売り切れとなりました。
(ただいま発注しておりますので入荷までしばしお待ちください)
Gottsuはマウスピースがあまりにも有名なのであまり知られていませんがサックスもかなりこだわりを持ったものを作っております。
管体はエイジング加工を施したアンラッカーの銅、キイは同じくエイジング加工を施したアンラッカーの真鍮を材料に使っています。
銅特有の振動豊かな鳴りが特徴的でこれにハマった人はもうこれしかありません。
ヤナギサワやクランポンのサックスが好きな人はハマるかもしれません。
いかがでしょうか?
ご用事や自粛で来店できなかった皆様にもGottsuの魅力が伝われば幸いです。
そんなこんなでたくさんのGottsuファンの皆様にご来店いただきお気に入りの一品をご提案することができたので私たちスタッフも大満足でした!
SILVERSTEINはまた別のBlogで書かせていただきます〜
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ブラステック白山