防音室といえば、周りへの配慮のために音をどれだけ抑えれるか、という所が気になるところ。
家で楽器を吹きたい、思い切り歌いたい、オーディオをしっかり鳴らしたい、はたまた配信を聞かれたくない、などがあるかと思います。
楽器や音響機器など音楽に深く携わるヤマハ。そんなヤマハは、やはり音に関しては強いこだわりを持っています。
音にこだわりを持つヤマハが出す防音室は一体何が良いのか、おすすめポイントをご紹介。
●ヤマハの防音室「AVITECS(アビテックス)」のこだわり
・防音性能
●ヤマハの防音室「AVITECS(アビテックス)」のここが良い
●設置例
◆音を抑える仕組み
出た音が伝わるには2つのルートがあります。
音を抑えるには、この2つのルートに対処する必要があります。
例えば、家の近くに雷が落ちます。「ドン」という音が空気を伝わり窓を振動させます。窓の振動により室内に響きます。
もし、このとき窓が振動せずに音を反射させると室内の音は軽減されます。また、窓が振動を吸収する事でも音は軽減されます。
このように音を反射させたり、吸収する事が出来れば音を抑えれます。防音室とは、これらの性能を持った構造や素材で作られた部屋です。
◆こんな使い道も
防音室は、中の音が外へ伝わりにくくなっていますが、同時に外の音も中に伝わりにくくなっています。そのため、防音室の中は、外よりも静かです。中で、楽器やカラオケの練習なども良いですが、静かな中で集中して本を読みたい、雑音が少ない中で音楽鑑賞に没頭したい、周りに邪魔されずにゲームや配信をしたい、など喧騒から離れたいときにも使えます。
音にこだわるヤマハの防音室は、「音を遮断する」だけに留まりません。ヤマハが出した答えは、プレイヤー目線による室内の心地よい音場です。いくら防音性能が高くても、室内が音を反射しすぎて変な響き方をしたり、逆に音を吸音しすぎて自分の音が聞こえづらくなってしまうと、折角の防音室ですが音が悪く快適に過ごせません。楽器練習や音楽鑑賞など良い音で快適に過ごせるように、音の反射や吸音を行いつつ必要な響きは残して心地よい音場を得られる、音楽の為の防音室。それが「AVITECS(アビテックス)」です。
◆音場へのこだわり
「AVITECS(アビテックス)」の内壁には、吸音と調音(注:音を整える)を兼ね備えたパネルを使用しています。
「音響共鳴管」と「堅い反射面」、「音場パネル」により、必要な周波数を共鳴させつつも不要な響きを吸収し、防音室でありながら広い音域帯でナチュラルな音場を楽しめます。
また、「音場パネル」の吸音材の枚数を変えることで、好みに合わせた響きに微調整も出来ます。
◆防音性能
ヤマハは音にこだわりがあるからこそ、その伝わり方も熟知しています。
「AVITECS(アビテックス)」の防音性能はグレードにもよりますが、35~40dB(デシベル)下げることができます。例えば、大音量のカラオケが約90dB、普段の会話やテレビの音が約60dB、小声や小鳥のさえずりが約50dBほどが目安となります。「AVITECS(アビテックス)」内では35~40dB下がるので、室内でカラオケをすると90dBから40dB下がった小鳥のさえずり程度の50dBが室外へ漏れる音量となります。さらに家の外に出てしまえばさらに音が小さくなるので、ご近所への心配はありません。ヤマハが行った検証動画がありますので実際に聞き比べてください。
その防音性能は以下の3つの特徴により引き出せています。
◆音場…防音室にありがちな、音がこもるや変に響く、ということが無くナチュラルな音響感を得られるので、楽器の練習や音楽鑑賞といった「音を聴く」ときに最適です。
◆品質…安定して高品質なヤマハクオリティ。このヤマハクオリティと専門業者による確実な設置により、本来の防音性能を最大限に発揮。
◆サイズ…無駄なく集中できる0.8畳~ゆったり座れて何処にでも手が届く4.3畳の定型タイプのユニットシリーズ。部屋の形状に合わせた自由設計タイプのフリーシリーズ。用途やご要望に合わせたサイズやタイプを選べます。
◆引越しにも…定型タイプは分解も出来るので、引越しにも対応しています。
◆オススメサイズは3畳
管楽器の練習では、ケースを広げ椅子を置いても窮屈さを感じず、無駄もない広さでオススメです。音楽鑑賞の際にもステレオなどの機材を置きつつゆったり座れるので快適に過ごせます。
「AVITECS(アビテックス)」定型タイプ セフィーネNS