【令和のオールドウクレレ】tkitki Nostalgic Series レビュー
こんにちは!
ウクレレカラーズ白山店の福永です🤙
今回はtkitkiの新シリーズ【Nostalgic Series】からStyle-0S17をご紹介いたします。
Style-0S17は
・レコードで聴いたような懐かしい音のウクレレが欲しい
・弾きやすいウクレレが欲しい
といった方におすすめです!
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tkitkiとは
TR Music…ウクレレショップタンタンでも有名な高井氏がディレクション、あらたなシンプルなスタイルを追求して完成したtkitki Ukulele(ティキティキウクレレ)
インレイやその他装飾などまるでないシンプルウクレレ、本来ウクレレ(楽器)としてのポテンシャルを最大限に発揮するべく2017年より始動したtkitki。高井氏自身も製作家ですが、tkitkiの製作は長野県のT’s Guitars。
国産ならではの丁寧な作りと繊細ながらダイナミックなサウンドが特徴です。
素材となる材質はすべて高井氏が1本1本選定し、どの商品もセレクトされた一級品の材料を使用しています。
Style-0S17のここがすごい
ボディはワンピースのアフリカンマホガニーボディ。
塗装はtkitkiおなじみの極薄ラッカーでカラーは新色のブラウニー。
ホール内にはラベルではなく焼印でMADE IN JAPANの証が!
(ここでピンと来る方は流石です)
モデルとなったオールドMartinのStyle-0はバインディング無し、ポジションマークは4つ、装飾はサウンドホール周りのロゼッタのみ…といったシンプルなルックス。Style-0S17のルックスはまさにシンプルスタイル!
ちなみに今でこそアコースティックギターのイメージが強いMartinですが
多い時は1万4千本ものウクレレを制作した年もあり90年代初頭のハワイアンブームを牽引していたことは間違いありません。
角が丸められたヘッド&ブリッジ 。
角の丸いブリッジは手のひらを添えた演奏の際のストレスを軽減します。
実際に音は柔らかいのですがこういったルックスの面からもなんとなくそれがうかがえる気がします笑
指板はビンテンージ楽器にも用いられた希少材のハカランダ。
わずか3mmの薄い指板はネックの軽量化はもちろん、サウンドにも一役買っています。
こちらのモデルは14fジョイントの17f仕様。
ビンテージとは異なる仕様ですが現代的の演奏ニーズに応えた仕様です。
ビンテージ楽器でも使用されていたデルリン樹脂素材のナット&サドル。
柔軟で加工性に富む性質からそのサウンドは柔らかい傾向にあります。
また演奏性の面では自身も製作家でありtkitkiをプロデュースするTR Musicの代表である高井氏がすべての個体に最終セットアップ作業を行っております。
手で触れるフレットは実際に指で触りながらファイリング、そしてフレットを更に研磨しツルツルに、弾きやすさを向上させています。
サウンドは柔らかいテンション感とビンテージを意識した材の数々によってか柔らかくも力強い印象です。
ラジオやレコードのような情報量の多い…暖かい空気感と言いますかそんなサウンドにも感じました。
まとめ
ビンテージ愛に溢れる仕様の数々…従来のtkitkiとは異なるノスタルジーをより追求したルックス&サウンドのウクレレです!
またあえてペグにはフリクションタイプを採用されています。これは高井氏いわくフリクションペグのテンション感から得られるサウンドのためだとか…
ギアペグに慣れた方には少し不安に感じるかもしれませんが実際にチューニングしてみると思ったより難しくないですよ。
注意点としてこちらのモデルにはケースが付属しません。
ご入用の際はお気軽にご相談ください。
それではまた!
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