【フォトレポート③】ローランド浜松研究所編
こんにちは。ピアノクラウド富山 スタッフの武市です。
少し時間が経ちましたが、3回に分けてご紹介したフォトレポートも最終回。
今回は「ローランド研究所編」をお届けします。
前回をご覧いただいていない方はこちら
さて「研究所」と名前にあるように、ここはローランドの極秘施設…
とまではいきませんが、通常一般公開はされていない施設です。
今回は特別にご招待いただきました。
エントランスを抜けると広々としたロビーが。
ちょうど夕日が傾きかけている時間帯でしたので、ガラス張りの室内がとても映えていました。

また外のテラスからは、浜名湖を一望できるようになっていました。

ちなみにエントランスに展示してあるのは、「未来の電子ピアノをコンセプトとしたモデル」と「創業50周年を記念したモデル」。
未来感のあるデザインと、ガラス張りのエントランスが見事にマッチしていますね。
施設の奥へ進んでいくと、なんとパイプオルガンがありました。

どうやら中高音はパイプから、低音はスピーカーから音が出るハイブリッド仕様だそうです。
残念ながら今回は調整中ということで聴くことはできませんでしたが、
きっと普段から素敵な音を奏でているのでしょう!
また、さらに奥へ進むとレコーディングスタジオが。
サンプル品の撮影やレコーディングに使われることもあるんですって!

スタジオ後ろ側には、見た事の無いくらい大型のミキサーが置いてあります。

スタッフさん曰く、中々の熱を発するので暖房代わりになるとか(笑)
ちなみにアーティストさん方が立つのはこちらのスタジオ。

実際に立ってみました。
レコーディング時には、ガラスの向こう側にたくさんのスタッフさんがおられるのだと思うと、
演奏するわけではありませんが、なんだか緊張してしまいます。
そして私武市、今回研究所に来る前から楽しみにしていたことがあります。
そう、こちら。

「ANECHOIC ROOM」直訳すると「音の響かない部屋」
察しの良い皆様ならお気づきでしょう。
「無響室」です。
※集合体に弱い方はご注意を。


壁、天井、そして床下と部屋一面に吸音材が敷かれており、
手を叩いても、会話をしても音が響きません。
床は金属ネットで宙に浮いており、硬めのトランポリンに載っているような感覚です。
電気消しましょうか?なんて冗談を言われたりしましたが、
音も一切響かない上に、視覚まで無くなるなんて考えるだけで恐ろしい…
この無響室では電子ピアノなど製品に使うあらゆる「音源」が録音され、サンプルに使われています。
音の無駄を省くことで音源本来の純粋な音を録り、
そしてその音源を搭載した素晴らしいローランド製品が、私たちに提供されているのですね。
電子楽器に精通するローランドの技術力の高さを、改めて知ることが出来ました!
あとがき
今回は3回に渡って、フォトレポートをお送りしました。
今回の研修を通して、自分自身の楽器に関する知識のアップデートをすることはもちろん、
1つの楽器に非常にたくさんの方々が携わっておられ、それだけ携わる方々の思いが込められているのだと実感する事が出来ました。
これからも鍵盤楽器の素晴らしさをお伝えするとともに、
皆様の「音楽のある暮らし」をお手伝いできるよう、日々精進していきたいと思います。
今回の話をもっと詳しく聞きたい!という方は、ぜひ店頭で武市までお声掛けくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
おまけ
静岡県内でしか食べる事のできない某有名ハンバーグ店へ。
奇跡的に並ばずに入ることが出来ました!とっても美味しかったです♪















