2025ピティナ・コンペ 課題曲セミナー 黒田亜樹先生 開催しました。
こんにちは、
ピアノクラウド富山の吉田です。
今日は、3月13日に
ピティナ富山支部・高岡支部の共催で
2025年 ピティナ・ピアノコンペティション
課題曲セミナーを開催しましたので

その様子を、少しですがお伝えしますね。
今回の講師は、黒田亜樹先生。

ピティナ本部が主催する3月3日の課題曲説明会
当日私は9時過ぎに会場入り。
高岡支部の先生にも手伝っていただき
このように会場を設営したのですが

マイクや拡声機器の準備をするのを忘れてしまって・・・
黒田先生と相談した結果
「ピアノの周りを囲むように椅子を並べましょう」
ということになり、最終的にはこんな感じに ⇩

富山の県民性としては、どちらかというと”恥ずかしがり屋”
講座を開催しても最前列は最後まで空いている、ということが多いのですが
この日は黒田先生が
「もっと前にいらっしゃいよ」
「こっちもどうぞ」
と誘導してくださると、
どんどん前の方に詰めてくださり、親近感がUP.
これがきっかけになって会場の空気が黒田ワールドに。

今回はA1級からC級まで。
課題曲セミナーの講師の先生は皆さんおっしゃいます、
「2時間でA1からC級までって、絶対無理ですよね」
始まりの挨拶もそこそこに、すぐに黒田先生にバトンタッチして
講義が始まります。

そして冒頭、黒田先生より
「課題曲の説明もそうですが、演奏するにあたっての練習法なども紹介していきますね」
の前置きで ”つかみ” が がっちりハマり
来場の先生方の受講モードのギアが
「一言も聞き漏らすまい」と確かに1段上がりました。

以下、この日の黒田先生語録をいくつか・・・。
・小さい子が「さようでございますか」っていうと変でしょ?
・ダメっていうことを減らすより、できることを増やす
・フォルテだけど、『明るい』 『軽い』 、ピアノだけど、『歌う』
・みんな きれいなもの、美味しいものがわかってる

・エンドロールが出ているのに、そこで事件が起きたり、新しい恋人が出てきたりはしませんよね
・伴奏形になっているところと、対旋律のところを見分ける
・これは気位を高くもって弾かないと
・ちゃんと楽譜に書いてあげないと毎回違った指使いで弾いてしまうかも

・この曲、私は吉本新喜劇だと言ってるんですが
・メトロノーム、私、かなり早く裏打ちができるんですよ♪

他にも、書き留めたフレーズはたくさんあるのですが、具体的に何のことを言っているのかは伏せているので、この辺でやめます、
が
お伝えしたかったのは
比喩の引き出しの多彩さにユーモアが加算され
その上、汎用性溢れる練習方法を紹介してくださり
作品に対するアプローチがわかりやすく芯をとらえ
受講された先生方の集中力も最後まで途切れることなく
とても ”満足度” の高い講義だったということです。
黒田先生、ありがとうございました。
このお礼は、今年のコンペに ”富山旋風” を巻き起こすことで
感謝の気持ちを伝えたいと思います。
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