2/24 鈴木弘尚先生 特別レッスン フォトレポート
こんにちは、
ピアノクラウド富山の吉田です。
今日は、先日開催した、
鈴木弘尚先生の特別レッスンの様子をご紹介いたします。
「えっ? 鈴木先生のレッスンがあったの? なぜ私に教えてくれなかたのよ!」
というお叱りの声も聞こえてきそうですが・・・
・・・スルーします・・・

素晴らしい演奏を聴かせてくださった下さった鈴木先生
レッスンでも富山の受講者を
異次元の時空に導いて下さいました。
以下、順不同、一部抜粋、一部支離滅裂なレポートです。

鈴木先生は昭和音楽大学や名古屋音楽大学で指導をなさっておられます。
本来ならピアニストを目指している人たちにこそ必要とされているハイエンドな指導者。
私たちはそんな鈴木先生の時間を頂戴していることに先ず、恐縮と感謝を捧げなければ、
というのは大袈裟かもしれませんが、それに近い認識は必要だと思いませんか?
ということで、今回は小学5年生以上の生徒さんに限らせていただきました。

それでは、ここから鈴木先生のレッスン語録をいくつか紹介しますね。
ただし、いつも申し上げていますが
あくまで一部を切り取ったもので
さらに、どの曲の、どのフレーズのという解説はありませんので
解釈を間違えられませんように。
♪ ♬ ♪ ♬ ♪ ♬ ♪
●おさまるんだけど、ふにゃーっとしない
●上で二つがせめぎ合いをしている中、下ではしっかりテーマが出てくる
●この音を長く伸ばしたい・・・その気持ちの表れがこのトリル

●ここはまっすぐ落とす。そして着地の瞬間、指先はしっかり、手首は脱力
●ここは落とすのとは違うフォルテ。置いてから水を流す
●リストのスタイルを考えると、古典派みたいに聴こえない方がいいんじゃないかな

●前に向かうんだけど、向かい方が
●もっと響きを立体的にしたい。左手と右手の音色差
●隕石落下! みたいな音にならないように

●同じことをわざわざ2回言うことの意味を考えて
●メロディか伴奏かわからない音は出さないように

今回は高学年ということで、誰もが知っている大きい曲も。
そしてレッスンでは鈴木先生がその一部を模範演奏して下さったりするわけです。
どういうことになるか想像できますか?
この部屋に鈴木先生の音楽が渦を巻き、充満し、炸裂するんですよ!
レッスン後のアンケートには
「幸せ」
「感激」
「歓び」
が伝わってくる文言のオンパレード。

●それが夜中に眠っていてもできるようになるまで
●1日では気づかないけど、1週間続けたら少し違いを感じることができるから
●ショパン史上、最大のどんでん返し

今回、一番印象に残った鈴木先生の ”お言葉” は
「ピアノを弾くのは指だけど、その指を動かしているのは脳。だから弾くときは脳の中に完璧なイメージ(設計図)がすでに出来上がっていないと」
指で弾くのではなく、脳で弾く・・・という概念。
おそらく、同じことをどこかで聞いた、という方もおられると思いますが
要、再確認でございます。
凄くよかったです! また、是非呼んでください!
という ”お願い” もたくさん寄せられるのですが
長く続けていくためには敬意を込めた節度というものがあった方がいいのではないかと。
上手く伝わるかわかりませんが
何でも、ただ欲しがるのではなく、
それを享受するに値ある水準にまで自身を高める時間も必要なのでは。
はぁーーー? 何言ってるかわからない!
というお声、ごもっともです。
だからと言って、放置や拒絶したいのではありません。
あの手この手、いろんな切り口で
皆さんの成長とモチベーションをサポートしていきますので
これに懲りず、これからもお付き合いくださいね。
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