ピティナ・コンペ 予選2ヶ月前の処方箋
こんにちは、
ピアノクラウド富山の吉田です。
早速ですが、今年のピティナ・ピアノコンペティション、
3月1日に課題曲が公開になり、
富山地区予選から逆算すると2ヶ月前になりました。
いろんな先生や生徒さんに電話をかけて、進捗状況を伺った・・・
わけではありませんが、
そろそろ、譜読み、暗譜も終わり、
フレーズをどのように歌い上げるか、
運指をどうするか、
指が思うように回らない部分を重点特訓したり、
レッスンにも練習にも少しづつ熱を帯びてくる時期ではないでしょうか?
同時に、もしかしたら、
親子間でも熱を帯びてきたりしていることはありませんか?
私は、自分の子どもが小学3年生の頃、
発表会の前に連日のように深夜12時頃まで
泣こうがわめこうが、2小節が弾けるまで、という特訓して
当時は家族から非難され、
中学に入ったころからは、現在に至っても、
その息子からまともに口をきいてもらえません。
その上、質の悪いことに、自分の中ではやりきった感があり
未だに、そんなに後悔はしていないというのが救いようがないところで・・・・。
まあ、間違った方向に一所懸命だったといいますか、
未熟だったわけです(今もですが)。
さて、そんな第二のヨシダを作らないために、
今日は、ピティナのホームページから
のご紹介です。
そのトップページがこちら。
これでもか、というくらいのメニューです。
では、この中から3点、ご紹介していきましょう。
紹介文から抜粋させていただきますと、
「同じ楽譜から出発しながらの、解釈と表現の多様性」
今ほど、自分でチェックしてみると、
再生回数、2万回を超える楽曲もあります。
もちろん再生回数が優劣を決めるものではありませんが
探究のきっかけになります。
課題曲が発表されたころ、何度も聴かれたかもしれませんが、
もう一度聴き直したりして。
その上で、「じゃあ、私はどんな演奏をしたいのか?」
どれだけ楽曲と向き合い、どれだけ掘り下げたのか・・・
信念と根拠が試されます。
その② 学習者の皆さんのための学習ツール公開中
サイトには「ピアノの練習は地道な努力が必要なもの。ワクワクしながら楽しく計画的に準備を進めていただけるように、様々なツールをご用意しました。ぜひご活用ください。」
とあります。
ワクワクしながら楽しく? ホントに?
これは結構 マ・ユ・ツ・バ じゃないですかぁ?
ワクワクしながら楽しい練習なんて、所詮・・・
と言いたくなりますよね?
これは、解釈を間違えてはいけません。
練習そのものが楽しいということではなく、
「効率の高い練習で上達を実感することが楽しく感じられる」
そのためのツールですね。
どんどん空白が埋まっていく歓び。
音楽は楽しい。
でも、それを創るための練習が孤独や怠惰との戦いなのは古今東西しかたのない事。
それらと対峙して昇華した時にはじめて充実と快楽が押し寄せてくるはず。
これは、大人になっても重要なキーワード
「覚悟と本気」が試される場面です。
その③ 保護者セミナー開催中!
今年の2月20日
オンラインでの保護者セミナーがあり、150人もの方がご参加されたようです。
講師はコンペティションに多くの生徒さんを導き、
A1~F級コンプリート賞を8人も輩出された林公子先生。
抜粋すると、
18年前にこのサイトを知っていたら、
我が家の雰囲気も違ったものになっていたかも?
さて、このオンライン相談会、
第1弾が好評につき、第2回開催が決まったようです。
◆第2回日程:4月25日(木)10:00-11:00
【保護者対象】コンペオンライン相談会 ー日頃の疑問を解消!質疑応答編ー
また、昨年、好評だった、
今野万実先生×厚地とみ子先生による保護者向けオンライン交流会も実施されます。
◆日程:5月30日(木)10:00-11:30
いかがでしたでしょうか?
これで悩みは解決! あとは本番に向って一直線!
そう簡単なものでないことは百も承知ですが、
少しでも、モヤモヤが解消され、優先順位が整理されるなら
活用しようじゃありませんか!
私の願いは一つ。
生徒のみなさんが
「どうぞ私の演奏をしっかり聴いて下さい」
という力強い思いでステージに立てるように!
一緒に頑張ろうね!!!
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