12/17 PTNA入賞者記念コンサート 開催しました。
こんにちは、
ピアノクラウド富山の吉田です。
今日は12月17日(日)に開催された
PTNA入賞者記念コンサートの様子をご案内します。
今年のピティナピアノコンペティションで
優秀な成績をおさめられた方々による演奏会。
会場はアイザック小杉文化ホール ラポール ひびきホール
前日夕方には、会場設営と調律。
調律は今村晶人さん。
今回は「2台ピアノ」のプログラムがあるから
調律も2台。
⇩本番当日の受付付近
今回、うっかりしていて、わたくし、
写真を撮るのを完全に忘れていました。
当日の画像は全て、
高岡支部さんにお願いしていただいたものです。
⇩ 演奏の様子
今回出演されたのは、
富山支部、高岡支部に所属の指導者のもとで学習しておられ、
2023年度 ピティナ・ピアノコンペティションで
予選優秀賞以上の成績をおさめられた方々。
もう少し、生々しく申し上げれば、
各部門、参加者の上位35%に入った生徒さんたち、
なんですが、
そもそも、ピアノコンクールに参加しようという生徒さんが
ピアノを習っている全て生徒さんの何パーセントくらいなのでしょう?
富山県 令和4年10月1日現在の年齢別人口
10歳 7,867人
11歳 7,957人
とあるサイトをみると
「現在子どもにやらせている習い事」 2021年11月時点
でピアノ・エレクトーンが約10%とのこと。
(私の肌感覚ではもう少し多いと思いますが)
これを、富山県の子どもの人数に照らし合わせると
現在、富山県の小学5・6年の児童でピアノ・エレクトーンを習っている人数が1,500~1,600人(?)。
今年のPTNAコンペティション C級(小学6年生以下の部門)の参加者は
富山地区予選で44人、高岡地区予選で35人で
それぞれの予選通過者は15人と12人ですが、
この中には県外からの参加者も含まれます。
また、富山県在住でも、富山県の予選に参加されていない生徒さんも
いらっしゃるかもしれません。
そこで、いろいろなつてをたどり、調べてみますと、
富山県在住の生徒さんで、C級で予選通過された方は
24名ということがわかりました。
もちろん、どんなにピアノが上手でも、
コンクールには興味がない、PTNAは苦手、という人もおられるでしょう。
にしても、
いろんなコンクールや発表会に顔を出している私の肌感覚から
このレベルに達している生徒さんは県内に50人以下といったところではないですかね?
富山県内、この2学年、ピアノを習っている1500人のうちの、上位50人。
そして、お伝えしたいのは、
それくらいレベルの高い演奏、というのもありますが
それ以上に、「頑張ってきた子どもたち」ということ。
スマホゲームや、SNS検索の誘惑を断ち切り、
作曲家や曲の背景を調べ
音楽用語や記号を理解し、
楽曲を分析。
その上で、自分なりの表現を構築し
2小節づつ根拠のある音を紡いでいく。
指がうまく回らないところはメトロノームを使って
できるテンポから少しづつ上げていき、
ミスタッチしやすいところは、
恐怖心が消えるまで弾き倒す!
そんな、「楽しい!」「気持ちいい!」の
真逆を乗り越えてきたところに
尊さがあるのではないかと!
私、若干、興奮気味で、暴走しつつありますが、
質の高い演奏以上に、
今年の3月から8月まで頑張ってきたことを
評価してあげて欲しい!
そして、この
『頑張ることができる』
というのは、将来に向けて、間違いなく、
わかりやすい事例を上げれば、受験をはじめ、いろんな局面で
とても大きな武器になるのではないかと。
この日は、ご家族はもちろん、たくさんのお客さんにもお越しいただきました。
ご来場、ありがとうございました。
そして、これからも、
この日の出演者の応援をよろしくお願いいたします。
そして、まだ、このステージに立ったことのない生徒さん、
次回、お待ちしています。
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