リニューアルピアノ 先ずは、これを弾いてみてください! YAMAHA U3M
こんにちは、
ピアノクラウド富山の吉田です。
9/27現在、ピアノクラウド富山には
リニューアルピアノが13台展示してあります。
スタンダードな黒
消音機能や自動演奏付き
目を引く綺麗な木目のピアノ
さあ、どのピアノのがいいのかしら?
と思われた時、
ヨシダがまず弾いてみていただきたいピアノ
『U3M』のご紹介です。
⇧ 画像をタップすると、価格・主な仕様・製造年がわかります。
このピアノ、ヤマハでは 「U3タイプ」
と呼ばれていて、定番中の定番のど真ん中。
現在のヤマハのラインナップに当てはめると、
その位置づけはYU33に相当するピアノです。
高さは131cm=背の高いタイプですね。
背が高いと何が違うんですか?
はい、背が高くなると
「弦の長さ」「響板の面積」「体積」
が違ってきます。
イメージしてみてください。
低い音を出す楽器ほど、
大きくて長いですよね?
例えば、ヴァイオリンとコントラバス。
重厚で底辺を支える低音を出そうとすると
長い弦、大きな体積がある方が有利です。
そして、その体積、響板の面積は
車で言えば排気量のようなもの。
ピアニッシモからフォルティシモまでストレスなく表現したいとき
この排気量の違いは表現力の違いに繋がります。
では、次にピアノの中を見てみましょう。
高音部のハンマーです。
数字の入ったハンマーの芯と白いフェルトの間に
薄い緑色が見えませんか?
これ、アンダーフェルトと言いまして、
U3Mの1つ前のモデル、
U3Hの高音部には白いフェルトだけで、
アンダーフェルトがなかったのですが、(セミアンダーフェルト仕様)
このU3Mからすべてのハンマーにアンダーフェルトが入っている
オールアンダーフェルト仕様になっています。
※アンダーフェルト:ハンマーの理想は、フェルトの表面は柔らかく、内部にいくほ ど硬く巻くこと。ヤマハではこの理想に沿って、フェルトの下にもう一枚フェルトを巻いたアンダーフェルト入りのハンマーを採用しています。これによりハンマーの内部をより硬くすることができ、特に低音部では重量を持たせられるので、いっそう豊かな音量と響きが得られます。
あと、主な整備内容としましては、
ハンマー整形
バットスプリングコード貼り替え ⇩
低音弦全張り替え ⇩
マフラーフェルト貼り替え ⇩
など、しっかりメンテナンスしてあります!
そして、その音は?
はい、もちろん私も弾きましたが、、、
やっぱり、お客様ご自身でお感じになってみられませんか?
さらに他のピアノも弾いていただいて
ご自身の好みと照らし合わせてみてください。
皆様のご来店をお待ちしています。
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