大事な工程の一つ【整調】を行いました！

こんにちは！
Piano Cloud（ピアノクラウド）の木下です。

本日は、ピアノの整調が行われていたのでちょっと様子を見学させて頂きました。

【売約済】中古ピアノ　YAMAHA U3A　　￥380,000（税抜）

担当して頂いたのは、ベテラン調律師の林さんです。

林さんに今日の工程についてお話を伺いました。

以下、林さんのコメントより。

『整調』というのは、ピアノの工程の中でも大前提となる大元となる、一番最初のとっても大事な工程になります。
鍵盤の白鍵と黒鍵の深さを全て10mmにする必要があります。

丸い薄い紙を使用して合わせていきますが、それぞれ厚さが異なります。
左から・・・
青色0.08mm　黄色0.15mm　ピンク0.3mm　緑色0.45mm
という風になっており、厚さは全部で6種類程あります。

黄色の0.15mmくらいから厚みが出るにつれて、弾き心地も変わってきます。

当然ですが、出来るだけピタッと揃えるように調整を行っています。

皆さん、いかがでしたか？
一口に『整調』と言っても、ミリ単位の細かい工程が行われているんです！！
そして、一番弾きやすいベストな状態で私達の手元に届くんですね。

ピアノの工程風景は、見ながら説明を聞いているととっても勉強になります。
皆さんも、もし店頭でそんな工程を見ることが出来たらとっても貴重ですね。