リガチャーで音が変わる!?
サックスのマウスピースにリードを固定するパーツ「リガチャー」。
このリガチャーは、ただリードをマウスピースに付けるだけのモノではありません!
どの様にリードを振動させ、その振動をいかにマウスピースに伝えるかによって、
楽器から出てくる音色と楽器を吹いた感覚がガラッと変わる重要なパーツなんです!?
さまざまなメーカーが日々しのぎを削り、
どこをどういう素材で、どのように接するとリードがどう振動するか、
どこをどういう素材で、どのような形状にすると振動がマウスピースに伝わるか、
日夜研究しているため、いろいろなリガチャーが販売されています。
リガチャーを変えることで、
これまで音が細いと言われていたけども、太い音が出るようになったり、
楽器を吹くと息が詰まる感じがしていたのが、息が入りやすくなったりと
色んな悩みが解決することも出来ます。
そんな、リガチャーのほんのごく一部をご紹介します。
HARRISON(ハリソン) A2 GP
リガチャーの定番中の定番。
リードを押さえるところがH型となっているのが見た目の特徴。
金属製のフレームが薄く、繊細な作りとなっています。
軽い吹奏感で鳴らしやすいと、人気のリガチャーです。
HARRISON(ハリソン) A2 PGP
上記にピンクゴールドメッキを施したリガチャー。
綺麗な色と艶のある音色で女性に人気です。
HARRISON(ハリソン) forte A2 GP
ハリソンは軽すぎてちょっと苦手…。な方に、
フレームの金属部分を厚くして従来のリガチャーよりも抵抗感を加えたモデル。
程よい抵抗感と、厚みのある音色が魅力です。
BG L10
横から見るとBGの「B」。
リードを2本のレールで押さえ、
明るくも豊かな音が出ます。
BG LD1
横から見るとBGの「B」型の穴が開いてます。
2本の凹凸付きのレールにより、リードとの接地面を少なくしているので、
非常に軽い吹き心地で、楽に音が出ます。
その分、息のコントロールが必要になり
好みがわかれるリガチャーです。
赤のワンポイントが個人的にはツボ。
ROVNER DARK 1RL
皮製のリガチャー。
金属のリガチャーと比べると温かく落ち着いた音となります。
音が明るすぎるのがお悩みの方にオススメ。
皮製なので変形しないのも魅力です。
GF-System GF-08S-BGG-5
合皮製リガチャーなのに、明るめの音が出ます。
リードをしっかりセッティングできるよう、
目安の矢印があり、
ネジも締めると両サイドから閉じる仕組みとなっています。
こちらも、変形しないので扱いやすいです。
まだまだ、他にもいろいろあるのでご紹介しきれませんが、
是非店頭でお試しください!!