【da h guitar 14f std. g sh – Sitka Spruce / Indian Rosewood】Made in TOYAMA
富山県でハンドクラフトにてウクレレ製作を行う個人製作家 平川 大(Hiroshi Hirakawa)氏。その工房は富山県氷見市に所在し、日本海の向こうに3000m級の立山連峰を望む世界的にも非常に稀なロケーションで作品が生み出されています。その豊かな自然の中で平川氏が製作するブランドが「da h(ダ・アッカ)」です。
da h guitar 14f std. g sh – Sitka Spruce / Indian Rosewood
Specifications
Top | Sitka Spruce |
Back & Sides | Indian Rosewood |
Neck | African Mahogany |
Fingerboard | Ebony |
Nut Width | 45mm |
Scale length | 623mm |
Weight | 1.161㎏ |
Condition | NEW |
ボディはトップ材にシトカスプルース。サイドバックにインディアンローズウッドを採用。和音では分離感の良いサウンドを奏でながらも、単音ではたちまち艶のある柔らかさを持つ、バランスの優れたマッチングです。
da h らしい素朴な響きはウクレレに限っておらず、この楽器を手にした場所はリビングやベッドルームであろうが、たちまちオーガニックな風が広がるようです。
ナット幅は45mmで製作。一般的なクラシックギターのナット幅が52mm程ですので、細めのネックでフォークギターからの持ち替えも違和感なく行えます。
623mmの弦長は適度なテンションを保持し、小ぶりなスタイルながらも正確なピッチでプレイアビリティにも一切の妥協はありません。
富山出身の平川氏は地元の大学にて木工を専攻。卒業後にイタリアに渡り、木工を志した原点であるバイオリン製作を数年間に渡って学びます。帰国後、木材の卓越した知識を買われ都内の大学にて木材・木工の講師として教鞭をとりつつも、独自の木材のとらえ方を研鑽。伝統的な常識を再構築した木による作品を数多く生み出してきました。それは楽器にとどまらず、家具や椅子、そして食器に至るまでシンプルながら美しい曲線と質感が好評を博しました。
試奏動画
普段フルサイズのクラシックギターをお使いの方が、ご自宅で爪弾くのに丁度よいサイズ感ですので、前述のようなリラックスできる自分の空間でお楽しみいただけると良い時間を過ごせるのではないでしょうか。サドルレスの独自のブリッジやナットに至るまで木材のみで構成された華やかなで洗練された外観、美しさを極めた全く新しいギターです。ぜひお楽しみください。