dragonfly d-fly CJ-5 L.ASH
こんにちは!
Red Guitars 竹山です。
今回はdragonfly d-fly CJ-5 L.ASHをご紹介します。
dragonfly d-fly CJ-5 L.ASH
dragonflyは恵比寿に拠点を構えるハリーズエンジニアリングによるギター/ベースブランド。
カスタム生産によるこだわりの木材やオリジナルのピックアップ、プリアンプなどを使用し、多くのプロミュージシャンからも支持を得ています。
そんなdragonflyの高品質を残しつつ、レギュラー生産を行なうことでコストパフォーマンスを高めた“d-fly”です。
シンプルなデザインの中にdragonflyの操作性が落とし込まれ、手にしたプレイヤーの心強いパートナーになる1本です。
ボディ材にはエキゾチックウッドではなくライトアッシュを使用。
重量も3.95Kgと5弦ベースとは思えない軽さです。
オープンポアのブラックカラーはボディシェイプと相まって個性的に仕上がっています。
ネックは、カスタム・モデルの5ピース構造に対し、1ピース構造+貼り指板となっており、
メイプルネック、パーフェロー指板を採用。
これにより素早い音の立ち上がりと、アタック感が得られます。
ピックアップ、プリアンプにはdragonflyオリジナルのものが採用されています。
プリアンプは手元の3‐BANDEQはフルに回し切っても使用できるような浅めの効きで、使用しているアンプの味を出しつつも、手元で色付けが行えるという印象。
さらにマスタートーンと組み合わせることで、どのようなアンサンブルでも対応可能で、MID FRQスイッチでさらに細かいサウンドメイクを可能にしています。
定番機種のようなありきたりなサウンドではなく、モダンなサウンドでレスポンスも早く、イントネーションが非常につけやすいパッシブサウンド。
アクティブ時も絶妙なイコライジングが可能ですので、音の変化、ニュアンスも出やすく弾き方による変化も楽しめる1本です。
ペグ、ブリッジには日本が誇るGOTOH製のものを装備。
ブリッジに採用されたGOTOH 404SJ-5は表通し、裏通しを選択でき、セッションプレイヤーはもちろんのこと、ダウンチューニングをメインとするラウドロック、ハードコアなどのモダンプレイヤーにもぴったりです。
コストパフォーマンスモデルとは思えない仕上がりで、この価格でも十分dragonflyの一切の妥協を許さない造りを味わうことができます。
プレイヤーがベースに合わせるのではなく、ベースがプレイヤーに合わせてくれる…
そんな柔軟性を感じられる一本です。
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タグ: dragonfly, STAFF Takeyama, レビュー