Headway Custom Shop HF-180 Custom Built by Arata Furihata #F08
こんにちは!
小林です。
今回紹介するのは少しマニアック3ピースバックHF-180の一本。
Headway Custom Shop HF-180 Custom Built by Arata Furihata #F08
一見すると表面は普通の000スタイルですが、裏返すとビックリ。
ローズウッドが真ん中に張り合わせてあります。
こちらは降幡新 氏製作のカスタムショップモデルで彼自身の処女作の#F-TESTの同スペックで我々がオーダーした1本です。
実質、降旗氏のカスタムショップビルダーとして8本目に当たるモデルとなります。
ホンジュラス・マホガニー サイドバック × ローズウッド
現地で百瀬氏の意見を聞きつつセレクトしたホンジュラス・マホガニーを使用しながらセンターにローズウッドを採用しており、サウンドを調整してあります。
降幡氏は2009年にHeadwayのファクトリーに。始めは当時のヘッドウェイスタンダードシリーズの生産に携わり、材料準備から加工など担当し、ウクレレ制作も担当します。
その後エレキギターの加工工程を経て再びアコースティックギター制作に携わります。
この時はカスタムショップ・飛鳥チームビルドシリーズと同じメンバーで、百瀬恭夫、安井雅人はじめ先輩職人から直接の指導を受けつつ、甲貼りや木材準備、ネックの仕込みなど各作業を担当しました。
現在飛鳥チームビルドシリーズでは甲貼り、ネック仕込みなどサウンド面の要を担う作業を主に担当し、実質的なATBシリーズの音作り、仕上げ全般に責任を持つ職人です。
ボディバックのマホガニーとローズウッドの3ピースバック構造には、ホンジュラスマホガニーのマイルドな響きに、少しだけ輪郭をはっきりさせるため、3ピースバックの中央にローズウッドをレイアウト。
それによって各音の分離感に影響を与えています。
この3ピース張り合わせにもとてもこだわりを感じますね。
シトカスプルーストップ × コンターカット
トップ材には現地で百瀬氏の意見を聞きつつセレクトしたシトカスプルースを採用。
木目のそろった美しいプレミアムな材をチョイスいたしました。
あまりにも自然すぎるコンター加工、演奏への負担を減らすため肘が触れる部分をカット。
抱え込むとすごくナチュラルで演奏を楽しんでいただけます。
とてもバランスがよくルックスもナチュラルながら絶妙な演奏性を提供します。
1ピースホンジュラス・マホガニーネック × エボニー フィンガーボード
マホガニーネックにエボニー指板とオーソドックスな仕様ですが、ヒール部まで1ピースで贅沢にホンジュラス・マホガニーを仕様さすがカスタムショップです。
ナット幅43mmネックはスムースなテーパーでローポジションからハイポジションまでストレスなく演奏できます。
ポジションマークが個人的にはお気に入りでシンプルながら技術の高さに感動します。
レビュー
ローコードを鳴らすとホンジュラスマホガニーのマイルドな響きに若干ローズウッドの輪郭がはっきりした響きが混ざった絶妙なサウンドを再生してくれます。
これは病みつきになりそうです。
アルペジオでは各音の分離がよくピッキングにも忠実反応してくれます。
これは弾いていて楽しいですしコンターのおかげで長時間の演奏も苦になりません。
ずっと触っていたいですね。
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楽器センター高岡 Red Guitars
小林鉄平
タグ: HEADWAY, STAFF Kobayashi