【新刊情報】最近は懐メロがブーム?
楽器センター金沢の織田です。
新刊のラインナップを見ていると、必ずしもいま売れているアーティストの楽譜ばかりがもてはやされているわけではないですよね。
クラシックはもちろんポピュラーな曲に歌謡曲、アニメでも童謡でも、いつまでも「定番」の曲が親しまれるのは当然のことです。
ただ、昨年末の紅白歌合戦をみるに、20世紀の名曲が多かったように思います。
郷ひろみさんや今井美樹さん、高橋真梨子さん、レベッカなど、ファンの年代層は少し高めかな・・・という感じ。
トリが近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」と松田聖子さんの「赤いスイートピー」だったりするところをみると、SMAPがトリをつとめたりして「演歌がしめる!」みたいな時代は何年前から終わりを告げてしまっていたのかもしれませんが、
いまは特に昔の作品を懐かしむ風潮が全体的にあるのかもしれません。
その流れが、新刊の楽譜にも出てきているようです。
まずはこちら、シンコーミュージックさんから出ているピアノ曲集です。
さっきお名前をあげた松田聖子さんやレベッカはもちろん、中森明菜さんや松任谷由美さん、鈴木雅之さん、尾崎豊さんなど挙げたらきりがないくらいの名曲がたくさん収録されています。
こういう楽譜がたくさん増えてくるのではと思いますが、いまは個人をクローズアップした曲集もたくさん。
松田聖子さん、今井美樹さんはそれぞれデビュー35周年、30周年を迎えたベテラン(お2人ともびっくりするほど若いですけど・・・)。
老若男女、若い世代でも知っているような名曲をたくさん歌ってらっしゃいますね。
だからこそ、こういう楽譜が話題となっていくのかもしれません。
そういえば、先日学校で音楽を教えてらっしゃる先生が
「5年生の男の子たちが尾崎豊の『15の夜』を演奏したいと希望していて・・・」と楽譜を探しにご来店されました。
バイクで走り出したいと思うにはまだ早いお年頃だと思うんですけど(笑)、どうやって尾崎豊に出会ったんでしょうかね。
親御さんの影響もあるんでしょうか。
尾崎豊さんの楽譜はピアノ曲集でもちろんございますよ。
中島みゆきさんや加山雄三さんの曲集も多数そろえてございます。
でも自分の小学生のころを思い出すと、なぜか並木路子さんの「リンゴの歌」が流行った時期がありました・・・。
EXILEやセカオワ、西野カナさん、いきものがかりなどはもちろんいまをときめく人気アーティストも大変人気ですし、
ボカロやいま流行っているアニメの楽譜を探しにいらっしゃる方も大勢いらっしゃいますが、
いまのお子さんたちももちろん、それだけの曲を受け止めてるわけじゃないんですよね。
いろんな楽曲に出会えるように、いろんなジャンルの楽譜を取り揃えてお待ちしておりますのでぜひご来店ください。
もちろんお電話でのお問い合わせも大歓迎ですので、お気軽にどうぞ!