ローランドデジタルピアノ新製品発表会へ行ってきました
WEBSHOP担当の吉田です！
去る2015年7月24日
都内某所にてローランドデジタルピアノ新製品発表会へ行ってきました。
ヘヴィメタル馬鹿のわたしもこの日ばかりは、初めての新幹線移動を経て少しお上品でございます。
今回は 新LX/HPシリーズ の発表です。
・LX-17（LX-15eの後継機種）
・LX-7
・HP605（HP506の後継機種）
・HP603（HP504の後継機種）
新たにLXシリーズに下位機種が発表され、HP508の後継は無くなりました。
それぞれの機種で現行機種よりパワーアップした機能が盛りだくさん。
まずは音源が一新！その名も「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」。今回の4機種全てこちらの音源を搭載。
ちなみに前シリーズ搭載音源は「スーパーナチュラル・ピアノ音源」。
「名前は全然変わらないじゃん！」というツッコミは我慢いただいて、、、
とにかく良くなったんです！！！
今まで最大同時発音数が128音だったのが、新機種はなんと最大同時発音数無限大！
音数が多く、ダンパーを多用する曲でも、弦同士の共鳴による響きまでも再現し
ピアノ独特の倍音が重ねていく豊かな響きを実現します。
その名も「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」！！（2回目）
もちろん鍵盤も一新。
プログレッシブ・ハンマー・アクション50鍵盤、通称PHA-50鍵盤は
樹脂センターフレームを木材プレートで挟み込むハイブリッド構造。
経年変化しづらいためデジタルピアノのメリットであるメンテナンスフリーな利点を生かしつつ
演奏中無意識に触れている鍵盤側面のタッチ感をよりピアノに近付けています。
仕上げも象牙の白鍵、黒檀の黒鍵を吸湿性のある独自の素材を採用し
見た目・質感・弾き心地まで再現。
そしてデジタルピアノならではのヘッドフォン機能も充実。
グランドピアノのような立体感を再現する改良された「ヘッドホン・3D・アビエンス」を今回の４機種に搭載。
もちろんヘッドフォン端子は２つついており、先生と生徒さんや親子で楽しんだり、連弾も楽しめます。
今回フラッグシップモデルのLX-17からエントリーモデルのHP603まで
音源と鍵盤、ダンパーペダルはすべて同じものを採用しています！
じゃあ何が違うの？
ってところを各機種のご紹介とともにご説明いたします。
乱暴に言えば大きな違いは形と搭載スピーカーです。
音源は同じでも鳴らすスピーカーが変われば音は大きく異なります。グランドピアノのような表現力に富んだ音をお求めの方はぜひ上位機種をおすすめします。
ではまずは最上位機種LX-17
黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ
白塗鏡面艶出し塗装仕上げ
このLX-17はホームタイプのデジタルピアノ初の8発スピーカー搭載。
グランドピアノの音場空間をリアルに再現します。
演奏者位置から最もよく聴こえる弦の響きを中心に、ハンマーが弦を叩く音などを再生するニアフィールドスピーカーを4発も搭載。
サウンドボードやキャビネットの胴鳴りなど、重厚で豊かな低音は直径25cmもの大型のキャビネットスピーカー2発で再生。
ピアノのフレームなど奏者を上から包むようなアンビエンス成分を再生するスペーシャルスピーカーは、よりリアルな響きを求め左右非対称に配置するこだわりよう。
指先や鍵盤が映り込む鍵盤蓋は上部がそのまま譜面台になる機能的なデザインで
サウンド、デザインともにフラッグシップにふさわしいモデルです。
続いてLX-7
黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ
ブラウンウォールナット調仕上げ
こちらはスピーカーは6発ながら。本体の高さを活かして、立体感のある響きを実現しています。
キャビネットに手を置いてみると、良く共鳴しているのがわかりました。
キャビネットスピーカーには上位機種のLX-17と同じ25cmの大型スピーカーを採用しており、立体的な豊かな音場をつくりだします。
ちなみに新色のブラウンウォールナット調仕上げはLX-7だけ！
既存の木目調仕上げと比べても上品で落ち着いた印象。お部屋、家具ともマッチしそうですね。
HP605
ナチュラルビーチ調仕上げ
クラシックローズウッド調仕上げ
黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ
こちらは前シリーズで最も売れ筋だったHP506の後継モデルです。
スピーカーが6発に増え、キャビネットの高さを6cm大きくすることでより立体感のあるサウンドになりました。
設置面積1,379mm×430mmというホームタイプ最小設置面積を誇ります。
さらに付属の椅子を鍵盤の下へぴったり収納できます。
細かいながらもユーザー様を考慮したローランドさんのうれしい配慮です。
HP603
ナチュラルビーチ調仕上げ
クラシックローズウッド調仕上げ
こちらは他機種と比べスピーカーが2発と少ないですが上位機種と同じ音源と鍵盤は魅力的！
低価格帯の電子ピアノをご検討の方にはぜひともおすすめです。
前述のHP605と同じなので、設置面積や椅子の収納などうれしいサイズ感です。
以上が主な仕様比較ですが、わたくし面倒くさがりの吉田が個人的に感動したのが、
鍵盤蓋開閉による自動電源ON/OFF
蓋を空ければ電源が入り、閉じれば自動的に電源が切れる・・・・・すばらしい！
気軽に演奏を始められるので練習時間も増えそうですね♪
そして忘れちゃいけないのが上記写真にもたくさん写っているタブレット。
なんと今回全機種にBluetooth機能を搭載。
ローランドの専用アプリで、お好みのピアノ音色を設定したり、好きな曲データを転送したり、
対応アプリ piaScore ではペダルを踏むだけで譜めくりが可能！
そしてHP603以外の3機種はBluetoothオーディオにも対応。
スマートフォンに保存している曲や、youtubeの動画の音声をピアノ本体の大型スピーカーから再生できます。
レッスン動画を視聴に便利ですし、お気に入りの曲を家族みんなでしかも高音質で楽しめます。
音、演奏感に加え、デジタルピアノならではの機能も多く
ただの生ピアノの再現・・・だけではなく新たにデジタルピアノという楽器を創り出している
そんな印象を受けました。
最後までご覧いただきありがとうございます！！
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LX-17
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HP605
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