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サウンドキャラクターが自由自在!SAITO GUITARS

2021/11/10 09:10:20

こんにちは三村です!

本日はコストパフォーマンスも優れ、多才なサウンドメイキングが可能なSAITO GUITARSをご紹介させていただきます!

SAITO GUITARSとは

元々製作していたハンドワイヤリングピックアップ”SAYTONE”がミュージックランドKEYのオリジナルブランド Crews Maniac Sound に採用されたりしたのは有名な話ですが

ギター自体は機械でできる工程はできる限り機械に頼り、一方でボディとネックのマッチングや、ナット・フレットといった繊細な作業は卓越した手作業で行うことで、ギター自体のクオリティを下げずに驚異的なコストパフォーマンスを計っています。

ハンドメイドにこだわらず素晴らしいクオリティを生み出すのが SAITO GUITARS です。

S-622 Ash/M – Morning Glory

まずは S-622 Ash/M – Morning Glory を試奏してみました!

まず手に取った瞬間感じたのは本当にアッシュボディなのか?!というほどの軽さ!

本個体は約3.3キロ、上質なライトウェイトアッシュが使われているのが伺えます。

生鳴も良く、ボディからの振動がネックにしっかりと伝わってきます。

ハンドメイドのハイエンドギターに全く引けを取りません!

実際にアンプにつないで試奏してみると…

とてもすっきりとしていてクセが無く、雑味のないクリーンサウンド!

アッシュボディにメイプル指板のウッドマテリアルによる立ち上がりの良さ、

ハーフトーンも素晴らしく頼りない感じではなくしっかりと芯のあるサウンドでカッティングなどのプレイにもマッチします。またハーフトーン時はオートタップがかかるのも嬉しいポイントです。

手巻きのピックアップ「SAYTONE」の性能の良さがしっかり出ていると感じました。

勿論ドライブサウンドとも相性が良く、ナチュラルなクランチから重厚感のあるハイゲインサウンドまで幅広くお使いいただけます!

実際に店頭の歪みエフェクターを色々と試してみましたがどのエフェクターとも相性が良く、ざらついた感じの歪みや、ナチュラルな歪み 、ハイゲインなエフェクターのサウンドまで、あらゆるエフェクターのキャラクターを活かしたサウンドを作れます!

こちらは好みが分かれる部分ではありますがネックの指板上にはポジションマークがありません。

シンプルなデザインかつネックサイドにはルミインレイのドットマークがあり暗いライブハウスでも視認性をバッチリと確保しております。

ネックはハードメイプルでグリップ感も良く演奏性も抜群です!

各ハードウェアには安心と信頼のGotoh製のモノをセレクト!

トータルとしてS-622 Ash/M – Morning GloryはSSH配線で本当に様々なジャンルに対応できるモダンギターという印象でした!

良くも悪くも癖のないクリーントーンなので好みのエフェクターやアンプと併せて自分好みのサウンドキャラクターを作ることができる素晴らしいギターだと思います。

ギター本体のバランスも良くしっかりと体にフィットするのも嬉しいポイントですね。

S-624MS/Phase 2 – Naked

次に紹介しますは S-624MS/Phase 2 – Naked

こちらはSAITO GUITARSより新たに発売されたニューモデルの内の一本、S-624MS/Phase2です!

まずはPhase 2で新しくなった部分をざっくりとご紹介!

  • 新たに開発された各弦が独立した設計のブリッジ
  • 違和感の無い程度に深く加工された1弦側カッタウェイ

と前述した S-622 Ash/M – Morning Glory 比べかなり大きく違いますね。

こちらの個体も約3.6キロでライトウェイトアッシュにメイプル指板の仕様。

気になる S-624MS/Phase 2 早速弾いてみました!

まずネック、グリップ感はS-622と変わらず握りやすいのですが驚いたのはファンフレットながらも

オープンコードを違和感なく弾けるということです!

これはすごい。。。

個人的にはファンフレット=オープンコードを弾く際に違和感があると思っていたのですがこちらの S-624MS/Phase 2 は全く違和感なく弾くことができます!

スケールは6弦側で673mm、1弦側で648mm。

ダウンチューニングをしてもタイトで輪郭のはっきりしたサウンドです。

サウンドですがクリーンで弾いてみてS-622に比べ、クセがなく雑味がないのは一緒ですが もう少しウォームな印象でした!

また独立したブリッジは共振も少なく安定したピッチとクリアーな和音が素晴らしいです。

こちらもハードウェアにはGotoh製のモノをセレクト、パーツ類にも妥協のなさが伺えます。

トータルといたしまして S-624MS/Phase2 はファンフレットではあるんですが一般的なスケールのギターと持ち替えても違和感なく弾くことができ、S-622に比べホットなサウンドなのでよりハイゲインでもクリーンでも弾いていて楽しいギターだと感じました!

勿論こちらもエフェクターと相性が良く、当店だとKarDianのTitaniaみたいなハイゲインのエフェクターと相性抜群でした。

SAITO GUITARS2本試奏してみて…

S-622 Ash/M – Morning Gloryと S-624MS/Phase 2 – Naked

2本とも試奏してみて思ったのはまずクリーントーンが素晴らしい・・・

た 手巻きのピックアップ「SAYTONE」はローノイズでもある為、現場や宅録にもピッタリです

更にクセが無くクリアーなとーんである為どんなエフェクターやアンプとも相性が良く乗っかってくれます。

数年前に S-622 とKemperの組み合わせが流行したのも納得のいくサウンドです。

サウンドに対してルックスの癖はかなり強く感じますがむしろこのシンプルさと潔さは個人的にはかなり好みだったりします!

Phase2はニューモデルとの事でしたがこちらもかなり演奏性が高く弾きやすさは他のハンドメイドギターに引けをとりません!

是非、 SAITO GUITARSのギターであなた好みのサウンドキャラクターを探してみてください!

SAITO GUITARS S-622 Ash/M – Morning Glory

SAITO GUITARS S-624MS/Phase 2 – Naked

タグ:
Written by
Takahiro Mimura

White Guitars

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