momose / MJM-BET 20WSE – BLU-GRDレビュー
スタッフ福永です👓
今回は長野県松本市のmomoseより
MJM-BET 20WSE – BLU-GRDをご紹介。Black Guitarsで一番のジャズマスター好きを自負する私、福永ががっつりレビューしていきます!!
スペック等の詳細は各画像をクリック後にWEB SHOPページからご覧いただけます。
momose MJM-BET 20WSE – BLU-GRD
本機の最大の特徴は栃のうねるようなフレイム杢と放射状に広がるバール杢の組み合わさったボディでしょう。
それにあわせた特注のダークブルーパールピックガードも相まってとにかくインパクト大です。
バール(木の瘤)であることから同じ表情を持つ木材が採れる可能性は困難を極めます。
ただでさえ希少なバール材は国外産が主でしたが今回はさらに希少な国産の栃を使用。
ハードウェアからフレットに至るまでゴールドカラーで統一されており鮮やかな青のグラデーションカラーとの調和が美しいですね!
フレットは高い耐久性と立ち上がりの速さに優れたJescar 9662 Evolution Gold。
アヴァロンインレイとの組み合わせも美しいです!
ペグは高級ギターでは定番のGOTOH SD91-05M MG-T。
弦のテンションを適度に稼ぎジャズマスターの弱点である弦落ちやピッチの不安定さといった点の解消に繋がっています。
弦を通してチューニングするだけで弦交換が可能な点も嬉しいです。
またmomoseのネックジョイントプレートは伝達効率を高めるために質量の高いプレートを採用している点も見逃せません。
本機の一見ハイ寄り傾向に感じられるスペックで組み込み精度の高さと合わせてサウンドのバランスを担っていると感じます。
サウンド
クリーンサウンドは太くレスポンスの良い艶やかなトーン。
バッキングやアルペジオの際は広範囲に音が広がっていくような印象です。
単音では太く艶のある印象をより強く感じられ、ジャズマスターといえば高音域での独特の鈴鳴りですがその特徴的なサウンドが耳につくことはなくリッチに響きます。
またタッチレスポンスにも敏感で表現の幅は広いため丁寧に弾いてあげたいですね。
総じてどのPUポジションでも上品でずっと弾いていたくなるようなサウンドです。
歪ませたサウンドでは倍音豊かでヴィンテージライクなMojotonePUが深い歪みでも潰れないトーンを生み出します。
特にフロントPU選択時にはジャズマスター特有の低音弦の暴れ感、エグみを感じられ弦落ちの心配も少ないため思わずパワーコードをガシガシ鳴らしてみたくなりました。
またエフェクターのノリも良く個人的にはファズを深くかけた時でもしっかりとコード感を残していたのが感動物した。
元々広がりを感じられるキャラクターを持ってはいますがリバーヴやディレイでさらに奥行きを持たせても楽しいと思います。
スペック等の詳細は以下の画像をクリック後にWEB SHOPページからご覧いただけます。
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