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ハイエンドギター Xotic XS-Core 仕様解説レビュー

2020/08/16 06:08:11

XS-Coreは、惜しくも開催中止となった2020年4月サウンドメッセ大阪にて発表される予定だった、Xoticの新しいモデルです。

2018年XoticのUSAファクトリーの木材倉庫に残されていた、菰口雄矢 氏のために製作したプロトタイプのボディ材からインスパイアを受け企画開始。

Xotic California Classicといったヴィンテージ志向のモデルもポピュラーですが、以前はXSというモダンなモデルが存在しました。

今回のXS-Coreのようなベントトップのスタイル、ダイレクトマウントピックアップの仕様はXoticとしては初となります。

企画から完成、発売に至るまで2年半の歳月を要した傑作!

マテリアル

木材はUSAファクトリー同様、アメリカの木材業者から調達しています。

トップ材には極上のフィギュアドメイプル材を、

ネック材としての剛性が約束されたメイプル、指板のエボニーやボディのアルダーも上質なものが採用されています。

ブリッジとペグのハードウェアは、いまや世界標準と言えるGOTOH製。

弦交換もスピーディに行えるロック式ペグと、2点支持トレモロによりチューニングの安定感も抜群です。

製作

製作は日本国内のXotic Japanチームによって塗装から組み込み、最終セットアップまでを行っています。

ボディのスクレイプドバインディング、エルボーコンター、フレットエッジの仕上げなど

丁寧で美しい仕上げは日本製ならでは。

演奏性

あらゆるプレイスタイルに適応できるCシェイプネック、

フレットはミディアムジャンボサイズのJescar FW55090 を採用。

指板は12″ラジアスなので、モダンスペックでテクニカルな演奏にも対応します。

Plekのスキャンを施しており、弦高1mm台による高いプレイアビリティと、豊かなボディ鳴りを両立させたベストな状態にセットアップされています。

サウンド

ピックアップはイギリスの工房でハンドワイヤリングにて製作される、Bare KnuckleのBoot Camp Brute Forceを搭載。

エボニー指板のレスポンスの良さで、音数の多いフレーズでも1音1音が際立つ一方、

22フレット仕様による艶っぽいフロントトーンも本器の魅力です。

2ハムバッカーですが、ピックアップセレクターは5wayでコイルタップやハーフトーンにも素早く切替が可能。

ハムバッカーではファット、コイルタップでよりクリアにと、幅広いサウンドバリエーションを有します。

クリーン時のクリアさや、ドライブ時のサチュレーション感により、KemperやHelixといったデジタルマルチプロセッサーとの相性も◎。

菰口雄也氏によるXS-Coreのデモンストレーションです。

まとめ

Xotic 渾身のモダンコンポーネント系ギターXS-Core

その特徴をまとめると、

・国産、そしてPlekならではの極上のプレイアビリティ

・USAの上質な木材とベアナックルPUによるモダンサウンド

・kemperなど高品質なデジタル機材との相性抜群

といった、現代のギタリストが求める最上級のクオリティを持つギターです。

音源製作などでも真価を発揮してくれるでしょう。

各モデル詳細写真はスペックは画像をタップ👇

XS-Core – Charcoal Red Burst

XS-Core – Tiger Eye Burst

XS-Core – Dark Red Burst

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