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ダウンチューニングおすすめギター dragonfly徹底解説レビュー~ストック一覧

2020/08/14 12:44:15

吉田(左)とハリーズエンジニアリング代表の戸谷氏(右)です。

dragonfly の特徴と、当店在庫を一挙ご紹介します!

dragonflyとは

dragonflyは恵比寿に拠点を構えるハリーズエンジニアリングによるギター/ベースブランド。

使用アーティストには Pabro 氏(Pay Money To My Pain, LiSA)、 彰 氏(UVER world)、Toru 氏(ONE OK ROCK)、ミヤ 氏(MUCC)、 玲央 氏(Lynch) など。

現場の意見も柔軟に取り入れ、ラウドシーンを代表するギタリストがライブ・レコーディング問わず愛用している、最前線のギタリストに認められるギターブランドです。

サウンドはもちろん、ピッチにも厳しいレコーディングエンジニアも認めるプロクオリティのブランドです。

666mm スケール

dragonflyのギターの多くは666(トリプルシックス)mmスケールを採用しています。

このスケールもdragonflyがパイオニア。

スケールは通常のロングスケールよりも18mm長くなっていることで弦のハリが増します。

それによりダウンチューニング時にも安定感のあるピッチと適度なテンションを提供します。

具体的には10-46ゲージの弦を使って全弦1音下げで、普通のロングスケールのレギュラーチューニングくらいのテンション感があります。

ラウドなジャンルでは一般的なドロップCも難なく対応、ドロップBなど7弦の帯域もカバーできます。

シビアなプロ環境のレコーディングにも耐えうるピッチの安定感を約束します。

※一部モデルは通常のロングスケール(648mm)です。

クライオ処理ステンレスフレット

dragonfly Stainless Fret “HYBRID-2″というオリジナルのフレットを採用しています。

ステンレスフレットは硬度が高く耐摩耗性に優れています。

さらにクライオ処理してあるので、サウンドもブライトな傾向があります。

ニッケルシルバーのように曇らないのもポイント。

エレクトロニクス

通常のハイカットに加え、ローカットも可能なトーンコントロールとタップスイッチを備えています。

ローをカットすることでオケとの馴染みをよくしたり、過度なダウンチューニングでもタイト仕上げたり

タップスイッチを組み合わせることで鈴なり感を際立たせたハーフトーンを作り出すことも可能です。

重厚でパワフルなハイゲインサウンドはもちろんこと、歯切れの良いカッティングや、透き通った美しいクリスタルクリーンなど、スーパーストラトにも劣らない多彩さと個性があります。

ロック式ペグ

ペグには世界標準のGOTOH製MG-Tを採用。

チューニングの狂いを抑えるとともに、弦交換もスピーディに行えます。

以降は各モデルの紹介です。画像をタップで、スペックなどより詳細にご覧いただけます。

PREMERO

PTPをはじめLiSA、Hydeのサポートなど多方面で活躍するギタリストPABLO氏と共同開発されたモデル。

PREMERO(プリメロ)はスペイン語でFirst(最初の)を意味します。これは代表戸谷氏がdragonflyで最初にデザインしたオリジナルシェイプであることに由来します。

それをさらにブラッシュアップして完成されたデザインは、ストラトよりもコンパクト、レスポールよりも軽量で演奏性に優れています。

GibsonとFenderのハイブリッドと言われるPRSや、SSHピックアップのギターは数多く存在しますが、PABLO氏が求めるシングルコイルピックアップとハムバッカーの良さを最大限引き出したギターは今まで存在しませんでした。

着目されたのはピックアップのマウント方法とボリュームポットの抵抗値。

これによりシングルコイルでは繊細さとしなやかさが、ハムバッカーはタイトでパワフルさを、それぞれの特性が余すことなく発揮される本物のサウンドを実現しています。

こちらはニッケルシルバーフレット素材、通常のロングスケールのため幅広いプレイヤーにおすすめです。

詳細レビューブログもご覧ください👇

PREMERO TOM ALDER – RED/GREEN GLOSS

PREMERO TOM ALDER – BLACK MATT

PREMERO STM ASH – PINK & NATURAL HALF MATT

こんなプレイヤーにおすすめです。

・ボディサイズなどとにかく弾きやすいギターが良い
・コイルタップでは無い”本格的な”シングルPUとハムバッカーを1本のギターで使いたい
・今までのコンポーネント系ギターのアームやスプリングに不満がある(TOMブリッジの機種)

HI-STA

小ぶりなディンキーシェイプに、2点支持トレモロ、フラットな400mmラディアス、ステンレスフレットなど、今やコンポーネント系ギターの定番スペックをいち早く取り入れていた、dragonfly最初期に登場したHI STA(ハイスタ)。

HI-STA (ORIGINAL STYLE) – TRANS WHITE

2020年にそんなハイスタをさらにモダンにブラッシュアップしたモデルがこちらのHI-STA ORIGINAL STYLE。

HI-STAのスペックを余すことなく有しながら、エレクトロニクスにさらに磨きをかけています。

3シングルのピックアップを独自のSPBサーキットで、フロントもしくはリアに、ミドルピックアップをシームレスに加えることができます。

ミドルピックアップは逆巻逆磁性でハムキャンセルが起きるため、最大にすればハムバッカーのようなトーンが得られます。同様にミドルを少しブレンドさせることで太めのシングルサウンド、いわゆるP-90風まで網羅できてしまいます。

SPBサーキットとHI/LOW PASSコントロールを組み合わせれば、そのサウンドバリエーションは無限大!

こちらは通常のロングスケールのため幅広いプレイヤーにおすすめです。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・ギター1本で幅広いジャンルに対応したい
・ハイファイでワイドレンジなモダンなトーンが欲しい
・3シングルでテクニカルな奏法をストレスなく弾きたい

BORDER

TL風であり、ダブルカッタウェイっぽくもある dragonfly のフラッグシップモデル。

ピックアップ毎にコイルタップが可能、HI/LO Passコントロールの組み合わせで幅広いサウンドメイクが可能です。

オールジャンルに使えるほどのサウンドバリエーションがありながら、チューン-O-マチックブリッジという、

他のブランドから比べても大変珍しいスペックのギターです。

BORDER CUSTOM 666 Quilted Maple Top Mahogany Back – Trans Black

YOUNG GUITARでのdragonfly特集にて掲載された個体です。

極上のキルトメイプルトップとマホガニーバックボディによる、美しいルックスと、厚みのある濃密なサウンド。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・TOMブリッジでギター1本で幅広いジャンルに対応したい
・トレモロスプリングの共振がいらない
・ローミッドもしっかり出せるギターを探している

BORDER PLUS 670 – Indigo Blue

角度付きヘッドのため、666mmからさらに4mmだけ長い670mmスケールでテンション感を調整してあります。

ウォルナット材の化粧板と立体的なロゴもアクセントになっています。

ボディはメイプル+アルダーで、バランスの良いサウンドが特徴。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・弦のゲージを上げずにダウンチューニングで使いたい
・TOMブリッジでギター1本で幅広いジャンルに対応したい
・トレモロスプリングの共振に悩んでいる

BORDER PLUS650

通常のロングスケールより2mmだけ長い650mmスケールのBODER PLUS 650。

レギュラーチューニングでも使いやすいスケールです。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・TOMブリッジでギター1本で幅広いジャンルに対応したい
・トレモロスプリングの共振がいらない
・BORDERの操作性をレギュラーチューニングで使いたい

BORDER PLUS 7st 670 Bubinga Alder Half Matt

エキゾチックな杢目のブビンガをトップ材に採用した強烈なルックスの7弦モデルです。

7弦ローBの帯域でも670mmスケールは非常に効果的です。

ヘヴィなバンドアンサンブルでもローカットコントロールを有効に生かせます。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・7弦ギターでもピッチを安定させたい
・トレモロスプリングの共振がいらない
・エキゾチックなルックスが好き

d-fly BD666 African Mahogany

dragonflyのクオリティはそのままに、画一したスペックを採用することでコストダウンを図った「d-fly」。

通常30~40万円台のdragonflyのスペックでありながら、20万円台の価格を実現しています。

ピックアップがSSH配列で、ピックガードマウントなのも他のBORDERとは異なるポイント。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・ダウンチューニング専用機を探している
・TOMブリッジでギター1本で幅広いジャンルに対応したい
・シングルコイルも使いたい

MAROON

dragonflyオリジナルボディデザインのMAROON(マローン)。

PTPのPablo氏のシグネチャーモデルとしてや、同氏がヒット曲「紅蓮華」でレコーディングしたのもMAROONです。

MAROON CUSTOM 666 – Buckeye Burl with Resin

dragonflyと綿密なディスカッションのもとスペックを決定した当店オーダーモデル。

秘蔵のバックアイバール材をTOP材に、空洞にはレジンを流し込んだ唯一無二のルックスは、ロゴやピックアップカバーなど細部にまでこだわりました。

アッシュバックボディによるクリアでタイトなサウンド。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・世界に1本の希少なギター
・タイトで抜けの良いジェントなサウンドが欲しい

詳細はこちらの記事でも紹介しています。

SOTTILLE

イタリア語で「薄い」を意味するSOTTILE(ソッティーレ)。

その名の通り、ボディ厚は約35mmと一般的なギターよりも10mm薄いボディ。

3kgを切る取り回しの良い軽量さで、長時間でも快適な演奏が可能です。

ブリッジにはHipshot製のハードテイルブリッジを、ボディに埋め込んだdragonflyオリジナルのブラス製ブロックにて固定することで、薄いボディでも適切なサスティンと倍音感を獲得しています。

軽量ボディだからサウンドがスカスカになる、といったことが無いのもさすがはdragonfly。

フラットな400mmラディアス指板とフレットサイズにより、テクニカルな奏法にも対応できます。

SOTTILE CUSTOM666 Birch/Light Ash/Maple

ボディ材にライトアッシュを、トップにはドラムではポピュラーなバーチをボディを採用した唯一無二のルックス。

ダウンチューニングにすれば7弦ギターの音域もカバーできます。

アッシュボディ+ハードテイルブリッジによるタイトなサウンド。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・7弦ギターの重量が重くてストレスを感じている方
・クリアでタイトなモダンサウンドが欲しい

SOTTILE CUSTOM648 Quilted Oak/Light Ash/Pau Ferro

スケールは通常のロングスケール648mm。

オーク+アッシュ材のパワフルさとキレのあるサウンドながら、ボディの薄さに由来するすっきりした低域により、アンサンブルの中に馴染みながらも存在感があるギターが演出できます。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・軽量で弾きやすいギターを探している
・トレモロスプリングの共振がいらない
・dragonflyの特徴をレギュラーチューニングで使いたい

SOTTILE CUSTOM648 Quilted Maple/Mahogany

こちらも648mmの通常のロングスケールです。

上のフィギュアドメイプルをボディトップに、ネックのメイプル材にも美しい杢が表れており、木材フェチも納得のマテリアルを採用。

薄型マホガニーボディと言えばSGですが、それよりもクリアでハイファイなサウンドで、

もちろんヘッド落ちもしません。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・軽量で弾きやすいギターを探している
・SGの演奏性に不満を感じている
・dragonflyの特徴をレギュラーチューニングで使いたい

d-fly STL648 Alder – Matt Black

dragonflyのクオリティはそのままに、画一したスペックを採用することでコストダウンを図った「d-fly」。

通常30~40万円台のdragonflyのスペックでありながら、20万円台の価格を実現しています。

35mm薄型ボディ、ステンレスフレット、Hi/Loパスコントロール、Hipshotブリッジなどソッティーレのスペックを継承しています。

こんなプレイヤーにおすすめです。

・軽量で弾きやすいギターを探している
・dragonflyの特徴をレギュラーチューニングで使いたい

dragonflyストックリスト

全店のdragonflyストックリストはこちらからご覧いただけます。

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