レゲエのリディム「スレン・テン」ってご存じですか?
こんにちは、ピアノクラウド白山の織田です。
先日、「スレン・テンってレゲエのリズムパターンが入っているキーボードはありませんか?」とおっしゃるお客様がご来店されました。
こちらの記事とYoutubeをご覧になったようです。
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02027/
ミニキーボード「SA-76」 に搭載
調べてみると、現在ミニキーボード「SA-76」にリズムパターンの一つとして選ぶことができるとわかりました。
カシオからはたくさんの多種多様なキーボードが発売されていますが、入っているのはこちらの機種だけ。
1981年に発売されたキーボード「MT-40」に入っていたことで、リズムパターン名も「MT-40リディム」と言います。
midiの統一規格などが生み出される前にできたキーボードに入っていたリズムなので、
逆に性能が良すぎると…ということなんでしょうか。
そもそも「スレンテン」とは?
スレンテンというのは、ジャマイカのシンガー、ウェイン・スミスの『Under Mi Sleng Teng』という曲名から名づけられたダンスホール・レゲエの「リディム」のこと。
https://music.youtube.com/watch?v=H_STPoI_eoM
リディムというのはリズムとベースで構成されたレゲエのリズム体のことを指し、
『Under Mi Sleng Teng』 はカシオのキーボードの音源を用いて曲を生み出されたことで「スレン・テン」と名が付き定着。
同じリディムを使って多くの曲が生まれ、世界的な広がりを見せました。
そしてその元になったカシオキーボードの音源はレゲエを愛する日本の開発者によって作曲されたものである、というとても素敵なお話です。
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02027/
ぜひ「スレン・テン」のリズムを聞いてみてくださいね!当店でお試しいただけます。
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