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ピアノの音が鳴る仕組み:アップライトピアノ編

2021/12/16 01:48:00

ピアノクラウド白山の織田です。

「鍵盤を押すと音が出る」このシンプルさがピアノの良さの一つで、世界中のたくさんの人がピアノに触れ演奏を楽しむ理由にもなっています。

今回はそんなピアノの中でもアップライトピアノの「音が鳴るまで」をご紹介します!

ピアノの中ってどうなってるの?

外から見たらとてもシンプルな形をしているアップライトピアノ。

蓋を開けると…

こうなってるんです。

横から見たらこんな感じ。なんだか細かいパーツがたくさんあります。これら全てがうまく連動して、音が鳴っているのです。

鍵盤を押してから音が鳴るまで

鍵盤を押すと、まずその奥(上の画像では左)の棒のようなものが突き上げられ、それによってだんだん上のパーツたちが押し上げられていきます。そして最後、ハンマーが動いて弦を叩く仕組みになっています。(下写真)

それと同時に、弦に触れている「ダンパー」が離れることで音が鳴ります。鍵盤から手を離すとダンパーは元の位置に戻り、音が止まります。

これがアップライトピアノの音が鳴る仕組みです。実はとっても複雑なんです。

この考え抜かれた仕組みは、音の柔らかさ、タッチの重厚感など、ピアノひとつひとつに個性を生み、そして皆の愛する素敵な音色を届けてくれます。ぜひ、「木のぬくもり」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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