【入荷速報】国内品薄の名器クラリネット、R13が入荷しました!
こんにちは、ブラステック白山の丸七です!
今日はクラリネット入荷のお知らせです。
世界で一番有名なクラリネットと言っても過言ではないR13が入荷いたしました。
国際情勢の影響で国内品薄になっており現在ではオーダーしても2〜3ヶ月納期がかかる場合もあるそうです。
R13ってどんなクラリネット?
R13は、クラリネットの大定番として世界中で知られているベストセラーモデルです。
豊かで芯のある骨太な音色はすべての音域でバランスが取れ、大きなホールや大編成のオーケストラでも埋もれることなく隅々まで明るい音を飛ばすことができます。
オーケストラや吹奏楽、ソロ、室内楽まで世界中のあらゆるジャンルの奏者に愛用される高い柔軟性を持ち合わせた楽器です。
R13誕生の歴史を辿ると1900年代中頃まで遡ります。
当時、ヨーロッパのオーケストラでは編成も小さくホールもあまり大きくない環境で他の楽器同様、クラリネットも演奏されていました。
当時のクラリネット は設計の問題上「音の遠投性」が高くなく大きなホールでクラリネットのコンチェルトなどを行う際には一苦労でした。
「大きなホールの隅々までクラリネットの音を響かせたい」そんな思いの元、音の遠投性を求め開発されたのがR13です。
開発者のロベール・カレの名を記念して彼のイニシャルからR、試作の13番目の案からNo.13。それらから「R13」と名付けられました。
発売後「クラリネットの中のクラリネット」と世界で絶賛され世界で一番有名なクラリネット 、と言っても過言ではありません。
かのSWING JAZZの巨匠、ベニーグッドマンも晩年このR13を使用していたと言われています。クラシックや吹奏楽だけでなくJAZZにももってこいの1本です。
今回の入荷個体の特徴
時代の流れに飲まれず上級モデルながらもオーセンティックなフィッシュスキンパッドを使い続けているR13らしい、ほっこりと心温まる素敵な音色を持つ個体です。
抵抗感、音の密度はやや高めに感じます。そのため艶やかでSweetな響きを楽むことができる上品な1本です。
自分の音色の深みやツヤやかさ、音の遠投性に満足できていない方、
長く使えるしっかりとしたクラリネットを探している方におすすめです。
ブラステック白山