バッハ・シンフォニア講座 開催レポート
10月28日に開催されました
「バッハ・シンフォニア講座 ~三声の美しさの魅力とその指導法について~」の
開催レポートをお届けします。
講師 田中巳穂先生
Profile
東京藝術大学ピアノ科、バンクーバー音楽アカデミー卒業。第3回ピティナ・ピアノコンペティションE級銀賞(金賞なし)、カナダ学生音楽コンクールソロ部門第2位、室内楽部門(ピアノトリオ)第2位。バンクーバー音楽アカデミーおよびノースショア音楽アカデミーで講師を務め6年間カナダに滞在、その間ヨーロッパの音楽祭にて研鑚を積む。
現在、神戸を拠点にピアノ指導、サロンコンサート、招聘音楽家の通訳、音楽企画等で活動。
故ジェーン・バスティン女史の通訳を20年近くつとめられたご経験を生かされ、全国各地でバスティン指導法のセミナーを開催。
また近年では演奏活動も再開されていらっしゃいます。
今回は先生方からの強い要望で、「バッハ・シンフォニア講座」を開催しました。
バッハの時代背景のお話からスタートし、モダン・ピアノでバロックの作品を演奏することの意味・違い
その当時の楽器と今のピアノの仕様の違いによるトリルの入れ方の違い(その深さや速さ)
ピアノの曲を、同じコラール(合唱)で聴き比べたり
シンフォニアの三声(各パート)が織りなすメロディによって、緊張(不協和音)が生み出される部分があること
同じ調性のインヴェンションとの違いや調性の意味。演奏のポイント(手首の使い方 等)・解釈・アーティキュレーションの付け方
など、シンフォニアの曲を 1曲1曲 演奏も交えてご説明くださいました。
受講された先生からは
「とっても良かったです」
「ずっと先生の演奏を聴いていたかった」
「たくさん弾いてくださったので、とても分かりやすかった」 等
みなさん大変満足いただけた様子でした。
講座終了後も熱心にお話を聞かれる先生方 この講座を企画いただいた先生方と
(右から3番目が田中先生です)
Vimeoでの配信も行います
みなさんVimeoでの配信というと、ご自宅で同じタイミングで視聴されるのかと勘違いされている方もいらっしゃいますが、
そうではありません。
講座をビデオで撮影して、それを編集します。
受講者には、Vimeoの視聴URLをメールアドレス宛にお送り致します。そのURLをクリックすれば視聴期限内であればどの媒体でも閲覧いただけます。
当社のVimeo映像は手元カメラを含む3台のカメラを編集し、音声は録音機による別撮りのクリアな音で、大変ご好評いただいております。
好きな媒体で(スマートフォンやタブレット、パソコン)、いつでも、しかも何度でも視聴できるVimeo
「受講したいけどその日はちょっと予定があって・・・」
という先生方 ぜひVimeoでの受講をおすすめいたします。
ピアノクラウド福井