パイナップル型に秘められた鮮やかなサウンド、ukulele concert 14f pineapple – Curly hawaiian koa TOP/Ovangkol SIDE&BACK レビュー
こんにちは、ウクレレカラーズ高岡店の山崎です🤙
ウクレレ愛好家の中で密かに人気を集めているda h(ダアッカ) ということで魅力をお伝えさせて頂いております
今回ご紹介するモデルは「ukulele concert 14f pineapple – Curly hawaiian koa TOP/Ovangkol SIDE&BACK」です
早速ご紹介させていただきます。
こちらのモデルに使用されている材はトップ材がハワイアンコア、サイドバックにはOvangkol(オヴァンコール)となっています
トップのハワイアンコアは高級感溢れる濃い目の色合い。波模様のような木目が非常に鮮やかで、目を惹かれます
マットな質感に仕上げてある点もポイント
サイドバックに使われているオヴァンコールは西アフリカ原産の木材。ローズウッドに似た性質を持ちレスポンスの良い伸びやかな音を生み出してくれます。低音に寄った重厚なサウンドが特徴です。
音質としては、ハワイアンコアらしい軽快で明るい鳴りを生み出してくれます。しかし他のda hのモデルに比べて音の奥行き感や広がりが色濃く表れています。これは間違いなくオヴァンコールのおかげではないでしょうか?トップとサイドバックの組合せで顕著に違いが表れており、ついつい他のモデルと弾き比べてしまいます
ネックにはマホガニー材、指板はエボニーを採用しています。音に芯を生み出す、縁の下の力持ちとして遺憾無くその性能を発揮してくれています
da hのネックは平たく、その握り心地はクラシックギターにかなり近いです
このモデルの大きな特徴としてはパイナップル型のボディデザインを採用している点。スタンダードなひょうたん型に比べて音はまろやかになりやすいと言われています
このウクレレだと材との相性がとても良く、まろやかなサウンドは結果的に音の輪郭に重厚感を与えています
太く奥行きのある音はバンドのアンサンブルをしっかりと支えてくれること間違いなしです。複数人でのウクレレセッションに是非使ってみて欲しいです
また、パイナップル型は構え心地もひょうたん型のウクレレとは大きく違います。
くびれの部分に指を構えることが多いひょうたん型に対し、パイナップル型は指でボディ全体を支えるように持つことが出来ます
部分的に集中して持つのではなく下からしっかりと支えることが出来ますので、安定感だけでいうならばこちらのタイプは非常に安定して弾くことが可能です。もしかしたらあなたにピッタリかもしれませんよ
まとめ
・明るく朗らかな雰囲気と、奥行きのあるサウンド。聞き応え抜群です
・パイナップル型の生み出すまろやかなサウンドはウクレレのセッションにもピッタリです
あなたのウクレレコレクションの彩りを豊かにしてくれること間違いなしです。
今回紹介したモデルは下記のリンクよりご購入頂けます