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ウクレレの固定概念を覆すda h(ダアッカ)の魅力に迫る!

2023/07/02 10:57:04

こんにちは!
ウクレレカラーズ高岡店の山崎です🤙

今回はウクレレカラーズのリコメンドブランド、da h(ダアッカ)についてご紹介させていただこうと思います。
魅力溢れる素晴らしいブランドで弊社でも何度か紹介していますが、今一度ここで皆様に知って頂きたいということで起筆させて頂きました。

新しいウクレレをお探しの皆さん必見ですよ!

TOPICS

●what‘s da h(ダアッカ)? –

●唯一無二のda h – ウクレレの固定概念を覆す3つのポイント

 ・1,驚異的な軽さ

 ・2,ヴァイオリン×ウクレレ!? 革新的な融合

 ・3,平川氏のセンスが光る、使用木材の選定

●こんなあなたにda hを手に取って頂きたいです。

●まとめ

what‘s da h(ダアッカ)?

富山県氷見市に工房を構え、ハンドメイドウクレレを製作している個人製作家 平川 大 (Hiroshi Hirakawa)氏のブランド。一般的なウクレレに使われる材や造りにとらわれることなく、全く新しいスタイルのウクレレを手掛けています。

ウクレレのイメージと言えば南国のイメージが強い方も多いでしょう。しかし、平川氏のウクレレはその性質とは異なりヨーロピアンな趣を持ち合わせています。その姿はまるでヴァイオリンコントラバスに近しいです。

平川氏の経歴ですが大学で木工学の教授を務める傍ら、木材加工の技術、知識を磨き続け現在の工房を設立。楽器以外にもイスなどの家財スプーンや小皿などのカラトリーも製作されています。

ヴァイオリンの製作をイタリアで行っていた経歴もあり単なる製作だけでなく、弦楽器のルーツや歴史などにも精通されています。そんな氏が生み出すハンドメイドウクレレ、da h(ダアッカ)。このウクレレにはまだまだ世に知られていない多くの魅力を持ち合わせているのです。

唯一無二のda h(ダアッカ)

さて!簡単にda h(ダアッカ)の概要を解説させていただいたところでいよいよ本題。

「da h(ダアッカ)はいったいどのような魅力を持つ楽器なのか?」

簡単ではありますがda h(ダアッカ)の魅力、秘密に迫っていこうと思います。

1.驚異的な軽さを持ち合わせています

まずはこちらをご覧ください。

上の2本のウクレレの決定的に違う箇所。皆様はどこかわかるでしょうか?

まずda h(ダアッカ)はブリッジにサドルを使用していません。ブリッジに直接弦を巻き付けるウクレレには珍しい仕様を採用しています。

更にナットペグそれぞれ木製の物を好んで使用されることが多いです。この仕様によりda h(ダアッカ)のウクレレは一般的なウクレレよりも非常に軽く仕上がっています。

どのくらい軽いのか実際に計測してみました。

まずは国産ウクレレの中でも長い伝統を誇る「Famous(フェイマス)」のウクレレから。初心者からプロまで使用者の多いFamous。

使用モデルは”FC-5G”コンサートサイズのウクレレです。

結果は“0.489kg”。コンサートサイズの中ではしっかりとした重量感と持ち応えです。

お次は「Martin(マーティン)」のウクレレ。「アコースティックギターのメーカー!」という印象が強いかもしれませんが、ウクレレも戦前から生産されており、長い歴史と人気を誇ります。

使用モデルは”2K Concert Uke”こちらもコンサートサイズのウクレレです。

結果は“0.434kg”。Famousよりも軽いですがコンサートサイズのウクレレは0.4kg台のモデルが多い傾向にあります。

それでは真打、da h(ダアッカ)に登場していただきましょう。

使用するモデルは「da h ukulele concert 14f std.」。上の2本と同じくコンサートサイズのウクレレです。

なんと驚異の“0.355kg”
Famousのウクレレと比べて0.13kg近く軽くなっています。このサイズ感では通常実現できないウェイトに仕上がっている点はda h(ダアッカ)にしかない強みと言えるでしょう。

この軽さがどのくらいすごいのかというと…

サイズの違うFamousのソプラノ”FS-5G”と比較しても

Famous”FS-5G”が“0.375kg”に対してサイズの大きいda hの””ほうが軽いんです

実際に持ってみるとあまりの軽さに度肝を抜かれます。この軽さに魅了され、da h(ダアッカ)を使い始める人も多いです。

2.ヴァイオリン×ウクレレ!? 革新的な融合

次に注目していただきたいポイントがそのデザイン。一般的なウクレレには採用されないであろうフォルムやパーツなどを積極的に取り入れています。

まずは多くのda h(ダアッカ)に共通する点として、特徴的なブリッジ。
19世紀にヨーロッパで作られていたマンドリンやリュート、バロックギターなどに多く見られるデザインとなっています。サドルを介さないので、弦の振動が直接ボディに伝わる構造になっています。

更に見ていただきたいのがこちらのモデル「ukulele concert archtop – Spruce TOP/Birdseye Maple SIDE & BACK」
個人的に一番衝撃を受けたモデル。

アーチ状のトップとバック、ヴァイオリンのようなF字ホールにテールピース…
なんとも奇抜な発想ですが実際に弾きこんでみるとそのサウンドの完成度に思わず感動。

特に弦のテンション感が素晴らしく軽い力でつま弾くだけでも長いサステインと倍音が心地よいです。
ハワイアンでトラディショナルなウクレレでは絶対に味わえないda h(ダアッカ)だけのサウンドというものがあります。

3.平川氏のセンスが光る、使用木材の選定

ウクレレに使用される木材は千差万別。定番になっている物から限られたウクレレにしか使用されない希少な材まで…
ウクレレプレイヤーのニーズに合わせて様々なものが使用されています。

ではda h(ダアッカ)はどのような材を使用しているのか?
ここにも木材のプロフェッショナルである平川氏のセンスが光ります。

例えばこちらの「ukulele tenor 14f std. w sh Curly Hawaiian koa TOP / Indian Rosewood SIDE & BACK」

一番を目を惹くのは、トップ材に使われているハワイアンコア。ここまではっきりとカーリー杢が浮かび上がっているものは決して多くは無いでしょう。波のような模様がハワイアンな世界観を醸し出しています。

そしてこちらは先ほども登場しました、「ukulele concert archtop – Spruce TOP/Birdseye Maple SIDE & BACK」
注目していただきたいのはサイドバック。「バーズアイメイプル」が使われています。

その名の通り鳥の目のような渦巻き状の杢目が表面に浮かび上がったハードメイプル材。ごくごく稀にしか発生せず木の表面のうちわずかな部位のみからしか採取することが出来ません。シンプルな色味にさりげない高級感を生み出しています。

バーズアイメイプルもカーリーハワイアンコアも年々入手が難しくなっている材…コストも決して低くはありません。
それでも材に拘りを持ってウクレレを造り続けるのは平川氏の並々ならぬ作品への熱意から。

「言葉で説明するよりも先に、見た瞬間に「イイ!」と思えるような作品を作る…」と話す平川氏。
楽器としての役割だけでなく、美術品としての目で楽しむ魅力も持ち合わせています。

是非あなたにda hを手に取って頂きたいです

長くなりましたがda h(ダアッカ)の魅力少しでも伝わりましたでしょうか?

お勧めの点をまとめますと…

・出来る限り木材のみを使用して製作されるため、非常に軽量で持ちやすい
・通常使用されないパーツを使うことで、一般的なウクレレでは味わえないda hだけのサウンドを実現
・厳選された材を使用したこだわりのあるルックス。目で見て楽しむ一台

これがda h(ダアッカ)の魅力です。

・2台目のウクレレを探しているが、今のウクレレよりも軽くて持ちやすいものがいい。
・たくさんウクレレを所持していて、ハワイアンなウクレレとは一味違うサウンドを味わってみたい。

そんなあなたに手に取って頂きたいブランドです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?da h(ダアッカ)の魅力少しでも伝わりましたでしょうか。

来週からは当店にある一台ごとのモデルにフォーカスしてお伝えしてまいりますので、是非是非見て下さいね!


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