ヤマハアップライトピアノW106Bの整備

2022年9月11日

MPC ピアノメンテナンスの安田です。

ヤマハアップライトピアノW106Bの整備を行いました。

このピアノは外装の化粧材にマホガニーが使われています。赤みを帯びた外観が高級感を漂わせています。

W106シリーズは1977年~1987年にかけて製造されました。猫脚のデザインが美しかったこともあり当時としては高額であったにも関わらずよく売れたようです。今でもヤマハリニューアルピアノの木目では取り扱いの多い機種です。

外装をばらして内部をしっかり掃除。

低音弦が劣化していたので全て張り替えました。

必要な修理は全て済ませてあります。写真は打弦機構の劣化したテープを貼り替えている様子。

このピアノは正面の板に音を逃がすトーンエスケープが付いています。下に汚れがたまっています。

ばらして汚れを落とします。

他の外装も汚れと傷をできるだけ落として、磨きをかけます。

製造から40年以上経過していることもあり整備は手間がかかりますが、しっかり手を入れればまだまだ使えるピアノです。


当社では買い取らせて頂いたピアノはしっかり整備をして基本的に地元で販売します。

また、ピアノを預かってピアノのクリーニングをすることもできます。

ピアノを手放したいけど、どのように扱われるのか心配・・・。

長く使っていないピアノを使えるようにしたいけどいくらかかるの?

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