MPCピアノメンテナンスの加賀谷巌です。
6月に石川県の珠洲市という場所で地震がありましたね。ちょうど次の日に調律に行った時のお話です。
まだ毎日余震が続くなかで、ドキドキしながら調律しました。
この時、伺ったお客様宅も、地震の影響で家の梁が一部落下する被害があったそうです。幸いにもピアノは転倒せずにそのままの場所にありました。
かなり大きな揺れだったので、ピアノが転倒してもおかしくない場面でした。
畳の上に絨毯、その上にピアノは設置されており、敷板は、「あんしんくん」と言ってピアノが万が一動いてしまっても板から脱落しないというものを敷いていました。至ってシンプルなものですが、効果は絶大でしたよ。
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ピアノのように200kgを超える様な重量物は、転倒し下敷きになったり、動いてきて挟まれたりすると大怪我をします。
最近では地震対策グッズも色々販売されており、よく質問を受けます。
フローリングや畳、絨毯など設置する場所によって最適なものを選択しなければならないのです。
今回は、畳や絨毯に使う敷板をご紹介します。
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通常、敷板は、ふわふわした不安定な場所にピアノを設置する際、ピアノのキャスターがめり込んでピアノが傾いてしまうのを防いでくれる商品です。
欠点は地震などでピアノが動いた時に、板から脱落してしまう事でした。
しかし、最近では、脱落を防止できる敷板があり、おすすめしています。
商品名は「あんしんくん」です。
珠洲市のお客様宅のピアノは、この「あんしんくん」でしっかり脱落を免れていました。
既に通常の敷板を敷いてあるピアノでも入れ替えが可能ですので、気になった方は、調律師さんや最寄りのピアノ専門店でご相談されるとよいでしょう。
もちろん北陸にお住まいの方は当社にご連絡を。‼️
![](https://i0.wp.com/mpc-web.jp/piano-maintenance/wp-content/uploads/sites/12/2022/08/C8534D4C-BC6A-4A9A-8C64-348408B18624.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)