ピアノクリーニング – 外装磨き

2021年4月28日

ピアノ調律師の粟野です。

ピアノクリーニングは、ピアノの状態とお客様の希望に合わせてさまざまなパターンをご提案しています。

何十年も使っていないピアノを一旦お客様宅から工房へ運んで時間をかけて整備したり、お客様のお宅で調律と同時に汚れの気になる外装を磨いたりもします。

先日クリーニングを行ったピアノは、ピアノ本体から外せる外装などを工房へお預かりするプランでした。

工房で機械を使って磨けない本体は、お客様のお宅で調律・調整するときに磨いて仕上げます。お客様がきれいにできなかった汚れも、コンパウンドを使い手磨きで取り除くと、本来の艶を取り戻します。

外装の左側。腕木と呼ばれる部分です。白い汚れが付着しています。

コンパウンドをかけて汚れを落とし艶を出していきます。

内側も磨きます。

本来の輝きを取り戻しました。

今回は黄色く変色した白鍵手前側・木口の貼り替えと鍵盤の掃除なども行い、全体的にきれいになったピアノはまるで若返ったような印象でした。

ピアノクリーニングのお見積りをご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

※お客様の許可を得て撮影・投稿させて頂きました。