ピアノの修理-ブライドルテープ貼り替え

2021年3月6日

工房でピアノの整備をしている安田です。


今回はお客様宅のアップライトピアノの修理です。ブライドルテープと呼ばれるパーツを貼り替えました。

劣化したブライドルテープ。手前のチップは剥がれてテープ部分は変色が進んでいます。

新しいテープを貼っていきます。同時に他の修理も行います。

修理完了。このパーツが新しいと見た目の印象がけっこう変わります。

ブライドル(bridle)は英語で束縛や拘束を意味します。ハンマーの動きを束縛しているテープなのでブライドルテープという名前が付けられています。

しょっちゅうする修理ではありませんが、2箇月に1度か2度はするので、パーツは常備してあります。

ピアノの修理、その他ピアノで困ったことがあればお気軽にご相談ください。

※お客様の許可を得て撮影しました。