Black Smoker BETA J4 – Inca Silverレビュー
こんにちは三村です。
今回はショップオーダー品であるBlack Smoker BETA J4 – Inca Silverをご紹介します。
Black Smokerとは
~メーカーサイトより~
様々なミュージックシーンで、最高のパフォーマンスを演出させる
あなただけのギアーとして、BLACK CLOUDの提案出来る究極の1本を。
2016年に長野県にて立ち上がったBlack Smokerブランド。
代表取締役兼シニアビルダーの黒岩真一氏とマスタービルダー柳澤俊氏のたった2人で製作しており、少数精鋭でありながらもハンドメイドにこだわり、それ故に非常にハイクオリティな楽器を製作することで今話題となっているブランドです。
そんなBlack Smoker ですがプロミュージシャン達から信頼も厚く、ベースでの使用アーティストには吉田一郎不可触世界氏(元ZAZEN BOYS)や、酒井 太氏、MISA氏(BAND-MAID)等が挙げられます。
BETA J4 – Inca Silver
ボディにアルダー、ネックはメイプル、指板にはローズウッドを採用。
ボディはウレタンフィニッシュ、ネックはオールラッカーのサテンフィニッシュを採用しております。
トラッドなジャズベーススタイルを踏襲しており、ネックはラッカーのサテンフィニッシュなのでフィンガリングもスムーズ。
305Rの緩やかなラジアスとJescar FW47104 NSのフレットによりテクニカルなプレイにも相性抜群です。
カラーはオーダーの際に通常ラインナップにはなかったInca Silverを特別にセレクト。
クールな Inca Silverはトラッドなジャズベーススタイルをより一層特別なものにします。
ヘッドにはモデル名である「β(ベータ)」の刻印、ヘッド裏にはメーカーロゴが・・・
ヘッドに直接彫ってあるところがお洒落ですね!
パラレル/シリーズが切り替え可能なミニスイッチを搭載。
ジャズベースらしいキラッとした高音域が抜けてくるパラレルのサウンド、太くしっかりとボトムを支えてくれるハムバッカーの様なシリーズのサウンドをそれぞれ選択可能。
二つのサウンドを一本のジャズベースで扱えるのでサウンドメイキングの幅も広がります。
ブリッジやチューニングマシンには安心と信頼のGOTOH製を採用。
またブリッジは裏通しも可能でテンション感も好みに合わせて微調整可能です。
至れり尽くせりとはまさにこと。
サウンド
音の心臓部であるピックアップにはBlack Smokerオリジナルを使用。
加えて上質なウッドマテリアルとBlack Smokerによる非常に精度の高い組み込みだからこそ木材の鳴りもしっかりと感じ取ることができます。
実際に弾いてみた感想としましては、ローノイズで輪郭のくっきりしたサウンドでした。
またそのサウンドはシリーズにした時も低音がぼやけて潰れるということが無く、激しく動くフレーズを弾いてもベースとしての存在感を感じ取れるサウンドです。
トーンを絞ってジャジーに弾いても良し、トーンMAXでロックに弾くのも良しなモダンでオールラウンダーな印象を受けました。
総評
「様々なミュージックシーンで最高のパフォーマンスを演出させるあなただけのギアーとして我々の提案出来る究極の1本を。」
この言葉通り現代のミュージックシーンの最前線で戦っていけるサウンドだと思いました!
プレイヤーの求めているサウンド、ルックス、プレイアビリティ・・・
まさにこれらを体現した素晴らしいコンポーネントベースBlack Smoker BETA J4 – Inca Silver
是非、ハイクオリティなこのベースをご体感していただければと思います。
(前回ご紹介いたしましたBlack Smoker BETA J5 TRAD MASTERのレビューもございますので併せてご覧くださいませ👇)
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タグ: BLACK CLOUD, Black SmokerWhite Guitars