da h(ダアッカ)/ ukulele concert 14f std. – Hawaiian Koa TOP/Bird’s eye Maple SIDE &BACK レビュー
スタッフ福永です👓
今回は富山県氷見市に工房を構える「da h(ダアッカ)」より
ukulele concert 14f std. – Hawaiian Koa TOP/Bird’s eye Maple SIDE & BACKを私もお気に入りの一本をご紹介。後半では動画も交えて魅力をお伝えします!
スペック等の詳細は各画像をクリック後にWEB SHOPページからご覧いただけます。
da h(ダアッカ)とは
profile by laboratorio da h
ラボラトリオ・ダ・アッカ
木材工芸品(家具、楽器、カトラリー等)の設計・製作
平川 大 HIRAKAWA Hiroshi
1979年 富山市生まれ
1998~2002年、国立高岡短期大学本科及び専攻科(現富山大学芸術文化学部)にて木材工芸を学ぶ。
2003~2005年、ミラノ市立弦楽器製作学校にてヴァイオリン及び撥弦楽器製作を学ぶ。
2005~2006年、富山大学独立工房UROJIスタッフ。
2006~2019年、明星大学理工学部総合理工学科建築学系に勤務。
2020年3月、富山県氷見市に工房開設。
ukulele concert 14f std. – Hawaiian Koa TOP/Bird’s eye Maple SIDE & BACK
ボディトップは単板ハワイアンコアを使用。
サイドとバックにはバーズアイメイプルを使用。
ちなみにバーズアイメイプルとは…
杢目が鳥の目のように見えることから鳥眼杢とよばれます。
ソフトメイプルには発現せずハードメイプル(シュガーメイプル)にしか出ないものの、発現確立が1%程度と非常にレア。かつシュガーメイプルに現れるということから蜜が色目に強く出てしまう事を恐れて、白い材で提供するために真冬の蜜が出ない時期だけの伐採としている超貴重な材です。
こちらのモデルを印象付けるようなエボニーのナット&サドルレスのブリッジ。
力学的観点からサドルを使用することでのブリッジ接点との伝達ロスを考慮した設計でブリッジのデザインは19世紀ギターに見られるデザインをリビルドしています。
指板材にもエボニーを採用。立ち上がりが早くリッチなトーンを生み出します。
ペグはペグヘッズを採用。徹底されたメタルレスなルックスとの相性も抜群。
木ペグのようにも見えますがギア式でスムーズなチューニングが可能です。
試奏動画
艶やかかつクリアなハワイアンコアのサウンドを豊かで柔らかなバーズアイメイプルが受け止めて鳴る一体感のある音色。メイプルの概念を覆されるほどの響きと倍音感で、一度爪弾いただけで納得いただけるほどに素晴らしいウクレレです。
メタルレスで個性的なルックスはもちろんのこと、抜群のピッチ感と鳴りを兼ね備えた本個体。音にこだわるプレイヤーにも選んでいただきたいモデルです。
是非、店頭にてお試し下さいませ。
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